【Teams】マイクが使えない・表示されない場合の修復方法
2021.09.22 /

本記事ではMicrosoft社が提供しているTeamsで「マイクが使えない」、「マイクが表示されない」問題の修復方法について解説していきます。
テレワークが進んでいる現代では、Teamsによる通話や会議、オンライン授業などを利用する方が非常に増加しています。
マイクが使えなくなると、自分の音声を相手に送ることができなくなります。大事な会議の前であれば大きな問題ですよね。
そこで本記事では、マイクに問題が発生した際に行うべき対処方法について確認していきたいと思います。
ここで使用するデバイスはパソコン(デスクトップまたはノートパソコン)、OSはWindows10です。
マイクが使えないことで発生する問題
パソコンのマイクが使えないことで次の問題が発生します。
通話や会議中に自分の音声が相手に届かない
ご存じのようにマイクは自分の音声を相手に届けるためのデバイスです。
パソコンに備えられているマイク、またはUSB等で接続しているマイクに問題があると、上記の問題が発生してします。
マイク問題の解決に向けて実施すること
Teamsでマイクに問題が発生したら以下の方法を試してみてください。
- デバイス(周辺機器)設定の確認
- テスト通話を実施
- 更新プログラムの確認
- アプリのマイクへのアクセス許可の確認
- マイクのトラブルシューティングを実施
- 端子の接続を確認(外部機器の場合)
これらの方法でもマイクが修復されなければ、ハードの故障である可能性が高いため、修理に出すことも考えましょう。
デバイス(周辺機器)設定の確認
マイクのトラブルが発生したら、まずはTeamsのデバイス設定を確認しましょう。
以下の流れでデバイス設定を確認できます。
- 右上のプロフィール画像の横にある「設定など」をクリックし、「設定」を選択
- 左ペインから「デバイス」を選択
- 右ペインにデバイス情報が表示される


ここで確認できるデバイス情報は次の3つです。
- オーディオデバイス:現在接続されている音声機器(画像ではパソコン内蔵機器)
- スピーカー:相手の音声を出力する機器情報
- マイク:自分の音声を送信する機器情報
この項目でマイクが「なし」になっていれば、マイクデバイスに問題が発生している可能性が高いです。
外部機器を接続して、それらをスピーカー・マイクとして利用する場合も、ここから利用したいデバイスを変更できます。
テスト通話を実施する
テスト通話を行ってみて、スピーカーやマイクが正常に動作しているか確認できます。
大事なミーティングの前には必ず確認しておきましょう。
テスト通話を始めると音声案内が始まりますので、聴こえればスピーカーは問題ないです。
その次にマイクテストが始まります。声を出して、その後に録音された音声が聞こえます。音声が聞こえなければ、マイクに問題があります。
更新プログラムの確認
マイクに直接影響がある可能性は低いですが、次の2つを更新してみてください。
- Windows Update
- Teamsアプリ
Teamsの更新(アップデート)は以下の流れで行います。
- 右上のプロフィール画像の横にある「設定など」をクリック
- 「更新プログラムの確認」をクリック

これら2つを更新して、マイクが改善するか確認してみてください。
アプリのマイクへのアクセス許可の確認(Windows10)
そもそもTeamsがマイクへのアクセスが許可されていない可能性があります。
Windows10のプライバシー設定でアクセス設定がオンになっているか確認しましょう。
確認方法は次の通りです。
- 「スタート」をクリックし、「設定」を選択
- Windowsの設定から「プライバシー」を選択
- 左窓から「マイク」を選択
- 右窓でTeamsがマイクへのアクセスがオンになっていることを確認



「(デスクトップ)アプリがマイクにアクセスできるようにする」がオフになっている場合は、オンに変更しましょう。
マイクのトラブルシューティングを実施する
Windows10に備わっているマイクのトラブルシューティングを実施することで、マイクが修復されることがあります。
Teamsのデバイス設定で内蔵マイクが認識されていませんでしたが、マイクのトラブルシューティングを行うことで修復され、認識されるようになりました
マイクのトラブルシューティングは次のように行います。
- 「スタートボタン」を右クリックし、「システム」を選択
- 左窓から「サウンド」を選択
- 右窓から入力欄にある「トラブルシューティング」を選択



上記の流れで「マイクのトラブルシューティング」が実施できます。
これによりマイクが修復される可能性があります。
端子の接続を確認する(外部機器の場合)
ヘッドセットなど内蔵マイク以外を利用している場合は、端子の接続を再度確認してください。
USBなどの端子の抜き差し、半抜けになっていないかを確認すると共に奥まで差し込みましょう。
ヘッドセットによっては「ミュート」ボタンがオンになっている、バッテリー切れになっている、といったこともあります。
まとめ
本記事「【Teams】マイクが使えない・表示されない場合の修復方法」はいかがでしたか。
Teamsの会議や電話等でマイクが使えなかった際は、ここで解説した方法を1つ1つ確認してみてください。