【Teams】録画した会議の保存先とダウンロードする方法:チャットとチーム

2022.08.21 /

【Teams】録画した会議の保存先とダウンロードする方法:チャットとチーム

記事ではMicrosoftのTeamsによる、録画した会議保存先とファイルのダウンロード方法について解説していきます。

近年在宅ワークが広がってきたことにより、Teamsを利用した会議を行う会社・個人の方が増えてきました。

Teamsでの会議は録画することができるため、他の人へ共有や議事録の作成に使用する等様々なことに利用できます。

しかし録画した会議のファイルのダウンロードは少し複雑です。本記事を通して会議の録画ファイルをダウンロードする方法について理解を深めてください。

Teamsで会議を録画する方法

Microsoft Teamsでは簡単に会議を録画することができます。注意点としては有料版のユーザーのみが利用できる機能なので無料版の方は録画をできないです。

Teamsで会議を録画する方法は以下記事をご参照ください。

会議の録画を始めると「レコーディングを開始しました」と表示され、会議が終了すると同時に録画も終了して「レコーディングが停止しました。レコーディングを保存しています」と表示されます。

Teams:「レコーディングを開始しました」と表示 Teams:「レコーディングが停止しました。レコーディングを保存しています」と表示

保存された録画ファイルの保存先については次項より解説していきます。

Teams会議で録画したファイルの保存先・ダウンロード方法

Teamsで録画したファイルの保存先は会議の種類(チャットかチーム)によって異なります。

Teams:チャットとチーム

チャットでの会議ではOneDriveに保存され、チャネルでの会議ではSharePointに保存されます。動画はMP4形式で保存されます。

注意

以前はMicrosoft Streamという動画共有サービスに保存されていました。今ではOneDriveかSharePointに保存されるようになりました

それぞれの会議について見ていきましょう。

チャットでの会議

チャットでの会議を録画した場合、録画ファイルは録画を開始したユーザーのOneDriveに保存されます。

録画したファイルをダウンロードできるのは会議の開催者と録画を開始した人のみとなります。

注意点

チャット会議に参加した全員が録画ファイルをダウンロードできるわけではない

OneDriveに保存された動画はRecordingsというフォルダの中に存在します。Recordingsフォルダは初めて録画したときに自動的に作成されます。

Teams:録画した会議動画はOnedriveに保存される

会議に参加したユーザーにダウンロードの権限を付与したい場合は、録画を開始したユーザーが権限付与を行う必要があります。

チームでの会議

チームで会議が開催された場合、録画したファイルはSharePoint上に保存されます。

チームに紐づくSharePoint上の「Recordings」というフォルダに保存され、初めて録画した場合は自動的にこのフォルダは作成されます。

録画ファイルの保存期間はデフォルトでは120日間です。それ以降は自動的に削除されてしまうため、残しておきたい場合はダウンロードしておきましょう。

Teams会議で使える機能

Microsoft Teamsには会議で利用できる便利な機能がたくさん備わっています。

会議中にパソコン画面を共有する

Teamsではとても簡単にパソコンで開いている資料(ウィンドウ)を、会議参加者に共有する(見せる)ことができます。わざわざ資料を配布する手間がなくなるので、Web会議では必須の知識です。

会議中にパソコン画面を共有する方法については以下記事をご参照ください。

PowerPointによるプレゼンテーション

Teams会議でPowerPointを使ったプレゼンテーションを行う場合、PowerPoint Liveという機能を利用することをお勧めします。

PowerPointの開発者ツールと同じような画面構成でプレゼンを行うことができます。

PowerPoint Liveについて詳しくは以下記事をご参照ください。

会議で表示される名前を変更する

出席する会議によっては、会社名とフルネームを表示するように言われることがあります。そういった場合、通常の会議参加方法では登録されている名前が表示されてしまいます。

会社名など自分で決めた名前を表示したい場合は、以下記事で解説している方法を使用する必要があります。

会議IDとパスコード

不特定多数の人に会議の参加を呼び掛ける場合、新たにTeamsに追加された機能「会議IDとパスコード」を利用しましょう。

今までの会議参加方法は、招待メールのリンクをクリックする、またはカレンダーから参加することができました。

これらとは別の方法として、「会議IDとパスコード」で会議に参加できるようになったのです。以下記事を参考にして、その方法を確認してください。