【Word】横線(水平線)の入れ方:罫線・ショートカット・図形の3つの方法

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Wordで横線(水平線)の入れ方について

記事ではMicrosoftのWordにおける、横線水平線)の入れ方について詳しく解説していきます。

Wordでは区切り線や署名欄の作成、デザインのアクセントとして文書内に横線(水平線)を使用することがあります。

横線を適切に配置すると文書の可読性が高まり、レイアウトが整い、よりフォーマルな印象に仕上がります。ここでは罫線・ショートカット・図形を使った3つの方法をご紹介しています。

本記事を通して、Wordで横線(水平線)の入れ方について理解を深めてください。

ここではMicrosoft 365による最新のWordを使用しています。

Microsoft用語の確認

Microsoft 365とはMicrosoft社が提供しているOfficeアプリケーション(Outlook、Word、Excel、SharePoint、PowerPointなど)やサービスを利用できるサブスクリプション(月額課金制)のクラウドサービスです

Word:横線(水平線)を入れるとは

WordはMicrosoftが開発・販売している文書作成ソフトであり、文書を作成するための豊富な機能を備えていることからビジネスから個人利用まで幅広く利用されています。

Wordで文書を作成していると文書内に横線(水平の線)を引くことがあります。この横線は段落や見出しの区切り、ページの装飾などに使用されます。

Word:罫線機能で引いた水平線

Wordで横線(水平線)を使用する場面は次の通りです。

Wordで横線(水平線)を使用する場面
  • セクションごとの区切り線として使うとき
  • 見た目の装飾・デザイン
  • 報告書などで話題を変えるとき
  • 署名欄を作るとき

上記は横線(水平線)を使う場面のほんの一例ですが、このようにさまざまな場面で横線は利用されます。

POINT

文書内で横線(水平線)を入れることで「可読性の向上」「ページデザインや装飾」「フォーマルな仕上がりになる」といったさまざまなメリットがあります

Wordで横線(水平線)を入れる方法

Wordで文書内に横線(水平線)を入れる方法として以下3つの方法をご紹介します。

  • 罫線機能を使う
  • 特定の記号を3つ入力する(ショートカット)
  • 図形の線を使う

上記それぞれの方法について次項より詳しく解説していきます。

罫線機能を使う

Wordには段落やセクションなどの境界に線を入れてデザインできる罫線機能が備わっています。

この罫線機能を使うことで文書内に横線(水平線)を入れることができます。罫線機能で横線(水平線)を挿入する方法は以下の通りです。

  1. 横線を入れたい箇所にカーソルを置く
  2. 画面上部のホームタブ内にある段落グループから罫線アイコンの右側にある下矢印をクリックする
  3. Word:段落グループから罫線アイコンの右側にある下矢印をクリック
  4. 表示されたメニューから「水平線」をクリックする
  5. Word:「水平線」をクリック

上記の操作で次図のように水平線が引くことができます。

Word:罫線機能で引いた水平線

水平線の色や太さを変更したい場合は、水平線をダブルクリックしてください。水平線の書式画面が表示されるので、ここから「高さ」や「色」を変更します。

Word:水平線の書式画面

上記のように水平線を挿入する以外に、「下罫線」や「上罫線」で横線を追加することもできます。たとえば「下罫線」を引きたい場合は、以下の流れで操作します。

  1. 罫線を引きたい行を選択する
  2. Word:罫線を引きたい行を選択
  3. 画面上部のホームタブ内にある段落グループから罫線アイコンの右側にある下矢印をクリックする
  4. Word:罫線アイコンの右側にある下矢印をクリック
  5. 表示されたメニューから「下罫線」をクリックする
  6. Word:「下罫線」をクリック

上記の操作により、選択した行の下部に罫線が引かれます。

Word:下罫線で横線を引く

特定の記号を3つ入力する(ショートカット)

Wordには特定の記号を3つ連続で入力することで横線(水平線)を引けるショートカットが備わっています。

POINT

このショートカットは正確にはオートフォーマット機能といいます

文書内の行頭に特定の記号を3つ連続して入力してEnterを押すと、その段落に横線(水平線)を引くことができます。

たとえば半角で「-(ハイフン)」を3つ入力してEnterキーを押すと直前の段落に横線(水平線)を引きます。詳しい流れは以下の通りです。

  1. 横線を引きたい箇所にカーソルを置く
  2. 行頭から特定の記号を3つ連続で入力する(ここでは「-(ハイフン)」)
  3. Word:記号を3つ連続で入力
  4. Enterキーを押す

上記の操作で次図のように横線(水平線)が引けます。

挿入される横線の種類は入力する記号によって異なります。以下に記号と横線の種類について記述します。

記号(半角) 横線の種類
-(ハイフン) 実線
=(イコール) 二重線
_(アンダーバー) 太い実線
*(アスタリスク) 点線
#(シャープ) 太い実線
~(チルダ) 波線

図形の線を使う

Wordの文書内の任意の場所に横線(水平線)を入れたい場合は図形の線を使うことがお勧めです。

図形の横線であれば自由に配置できますし、罫線よりも長さや太さ、色など細かく設定できます。

POINT

線の長さを任意の長さにしたい、デザイン性の高い横線を引きたい際に図形の線を使いましょう

図形の線を挿入する方法は以下の通りです。

  1. 画面上部で「挿入」タブをクリックする
  2. Word:「挿入」タブをクリック
  3. 図グループにある「図形」をクリックし、表示された図形一覧から「線」をクリックする
  4. Word:図形一覧から「線」をクリック
  5. 線を挿入したい箇所でドラッグして線を引く(Shiftを押しながら引くことで水平な直線/垂直/45度の線が引ける)

上記の流れで自由に配置できる線を引くことができます。

POINT

Shiftキーを押しながらドラッグすることで傾きが出ない水平線を描くことができます

取り消し線を引く方法

取り消し線は文章の訂正箇所を示したり、欠席者を表すこともできます。取り消し線には一重線や二重線があり、また色を変えて利用したいこともあります。

Word:取り消し線(二重線)

Wordで取り消し線を引く方法については以下記事を参考にしてください。

まとめ

本記事「【Word】横線(水平線)の入れ方:罫線・ショートカット・図形の3つの方法」はいかがでしたか。

ここでは以下の項目について解説してきました。

  • Wordで横線(水平線)を入れることについて
  • Wordで横線(水平線)を入れる3つの方法

プロフェッショナルな見た目の文書を作成するためにも、文書にあった横線を入れられるようになることが必要不可欠です。

本記事で紹介した3つの方法を覚えて、適宜使えるようにしておきましょう。