【Outlook】新着メール・最新メールが受信できない原因と解決方法
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Outlookで新着メールが受信できない場合の原因と解決方法がわかります。メールボックスの容量不足や同期エラー、メールの振り分け設定など、メールが届かない原因を確認しながら、問題を解決するための具体的な手順を理解できます。
本記事ではMicrosoftのOutlookにおける、新着メール・最新メールが受信できないときの原因と解決方法について詳しく解説しています。
この記事をご覧になっている方の多くは、これまで正常に受信できていたOutlookで、突然新着メールが届かない問題が起きて困っている状況かと思います。
Outlookで「最新メールが受信できない」「新着メールが表示されない」といったトラブルが発生すると、重要な連絡や業務メールを確認できず、仕事に支障をきたす可能性があります。
Outlookで新着メールが届かない原因として、インターネットの問題や仕分けルール、キャッシュの不具合などさまざまであり、原因に応じた適切な対処を行うことが重要です。
本記事を通して、Outlookで新着メールが受信できない問題の対処方法について理解を深めてください。
すべての新着メールではなく、特定のメールアドレスからのメールのみが受信できないという場合は以下記事を参考にして問題を解決してください。
ここではMicrosoft365の最新のOutlookを使っていますが、それ以外のOutlookでも使用できる対処方法となっております。
Microsoft 365とはMicrosoft社が提供しているOfficeアプリケーション(Outlook、Word、Excel、PowerPointなど)やサービスを利用できるサブスクリプション(月額課金制)のクラウドサービスです
2026.06.23 記事を追記・修正しました
Outlookで新着メール・最新メールが受信できないとは
私は社内システムエンジニア(SE)として働いており、パソコンやアプリケーションに関するさまざまな問い合わせに日々対応しています。
社内ではメールソフトにOutlookを使用しています。このOutlookで次のようなメールの受信に関する問題が発生することがあります。
パソコンのOutlookで最新メール(新着メール)が受信されなくなった
Outlookでは届いているはずのメールが受信トレイに表示されず、新しいメールを確認できない状態になることがあります。
例えば、他の人から「メールを送った」と言われているのに受信トレイに見当たらない場合や、スマートフォンでは受信できているのにパソコン版Outlookには表示されない場合などが該当します。
Outlookやパソコンを再起動しても問題は改善することはなく、スマートフォンのOutlookでは問題なく新着メールが受信できていることが多いです。
Outlookで新着メールが受信できない原因はさまざまです。そのため原因を特定し、それに応じた対処を行うことが重要です。
Outlookで最新メールが受信できない原因
Outlookで最新メールが受信できなくなった場合、以下の原因が考えられます。
- インターネットが接続されていない
- ほかのメールボックスに振り分けられている
- 同期に問題が発生している
- サーバーで問題が発生している
- メールボックスの容量がいっぱい(足りない)
- Outlookのキャッシュファイル
- プロファイルまたはデータファイル(ost)が壊れている
- アプリケーションに問題がある
- オフライン作業が有効になっている(従来のOutlook)
Outlookでメール受信に問題が発生したら、上記の原因を考えて対処していく必要があります。
次項よりこれら原因に対して私が実際に行っている解決方法について詳しく解説していきます。一つ一つ確認していただければ、いずれかの方法で発生している問題が解決できるはずです。
インターネットが接続されていない
パソコンがインターネットに接続されていないことで新着メールが受信されていない可能性があります。
Wi-Fiの切断やルーターの不具合、ネットワーク障害などによってインターネットに接続できていないことが考えられます。
まずはブラウザーを開いてWebサイトが正常に表示されるか確認してください。Webサイトを閲覧できない場合は、Outlookではなくインターネット接続に問題が発生していることが考えられます。
パソコンがインターネットに接続できない場合の詳しい対処法については、以下の記事をご参照ください。
ほかのメールボックスに振り分けられている
私の会社のスタッフでよくあるのが、実際にはOutlookにメールは受信されているが、受信トレイ以外のフォルダーへ自動的に振り分けられていることがあります。
よくあるのが、仕分けルールで別のフォルダにメールが振り分けられており、受信トレイに新着メールが入っていないということです。
仕分けルールとは、受信したメールに対して特定の条件を満たす場合に指定のルールを実行する機能です。使用用途としては主に受信したメールのフォルダーへの振り分けに使われます。
仕分けルールの確認方法や設定の変更方法については、以下の記事をご参照ください。
同期に問題が発生している
Outlookがメールサーバーとの同期に問題が発生していることで新着メールが受信されていないことも考えられます。
同期エラーが発生すると、メールサーバーへメールが届いていてもOutlook上では新着メールが表示されないことがあります。
スマートフォンでは最新メールを確認できるのに、パソコン版Outlookでは表示されない場合は、同期に問題が発生している可能性が高いです。
この場合は、まずはOutlookを再起動してみてください。再起動で修復されなければ、後述するキャッシュの再作成やプロファイルの修復で治る可能性があります。
サーバーで問題が発生している
新着メールが受信されない場合、利用しているメールサーバーやMicrosoft 365のサーバー側で障害が発生している可能性があります。
メールの送受信はメールサーバーを経由して行われるため、サーバーに障害やメンテナンスが発生すると、新着メールを正常に受信できなくなります。
例えば、Microsoft 365やExchange Onlineで障害が発生している場合は、Outlookでメールの同期ができなくなったり、メールの受信が遅延したりすることがあります。
Microsoft 365の障害情報に関しては、以下記事をご参照ください。
社何にシステム管理者がいれば、その方にメールサーバーで問題が発生していないか確認してみましょう。
メールボックスの容量がいっぱい(足りない)
Microsoft365(旧OFFICE365)のOutlook(Exchange Online)では、1アカウント50GB(Microsoft 365 Enterprise E3以上では100GB)の容量が提供されます。
契約しているプランによって警告が表示されるタイミングや、送受信不可になるタイミングが異なります。以下表よりご自身のプランの上限を確認してください。
| プランの種類 | 警告 | 送信不可 | 送受信不可 |
|---|---|---|---|
| Microsoft 365 Business Basic | 49GB | 49.5GB | 50GB |
| Microsoft 365 Business Standard | 49GB | 49.5GB | 50GB |
| Microsoft 365 Enterprise E1 | 49GB | 49.5GB | 50GB |
| Microsoft 365 Enterprise E3/E5 | 98GB | 99GB | 100GB |
| Office365 Enterprise E1 | 49GB | 49.5GB | 50GB |
| Office365 Enterprise E3 | 98GB | 99GB | 100GB |
| Office365 Enterprise E5 | 98GB | 99GB | 100GB |
| Office365 Enterprise F3 | 1.96GB | 1.98GB | 2GB |
| Exchange Online Plan 1 | 49GB | 49.5GB | 50GB |
| Exchange Online Plan 2 | 98GB | 99GB | 100GB |
この上限に近づくことで最新のメールが受信できなくなります。その場合はメールの削除をするか、プランを上位のものに変更するしか方法はありません。
現在のメールボックスの容量を確認していただいて、次図のような表示であれば早急にメールの削除等の対応をする必要があります。
メールボックスの容量確認方法や容量を増やす方法について詳しくは以下記事をご参照ください。
Outlookのキャッシュファイル
キャッシュファイルとは
Outlookにはキャッシュと呼ばれるファイルが存在します。キャッシュファイルはOutlookのメールやカレンダー、その他のアイテムを一時的に保存するためのファイルです。
キャッシュファイルによりOutlookのパフォーマンス向上し、データの読み込みや検索が高速になります。
しかしこのキャッシュファイルが新着メールの受信を妨げる要因になることがあります。
キャッシュファイルの削除
キャッシュファイルを削除することで最新メールの受信が回復する可能性もありますので、キャッシュファイルの削除を試してください。
キャッシュファイルの保存場所は以下の操作で開くことができます。
- Windowsキー+Rキーを同時に押し、「ファイル名を指定して実行」を開く
- %localappdata%\Microsoft\Outlookを入力し、OKをクリック
- 開いたエクスプローラーの「RoamCashe」フォルダ内にOutlookのキャッシュファイルが保存されています
上記で開いたエクスプローラーからRoamCasheフォルダに入り、すべてのキャッシュファイルを削除します。その後Outlookを起動して、無事にメールが受信できるようになるか確認してください。
Outlookを起動するとキャッシュファイルは自動的に生成されますので、キャッシュファイルを削除することによる影響はありません。
この他にもOutlookにはキャッシュが存在します。Outlookには以下3種類のキャッシュがあります。
- ローミングキャッシュ(RoamCache)
- 添付ファイルキャッシュ
- オフラインキャッシュ(OSTファイル)
上記の方法で削除したのはローミングキャッシュです。これで問題が解決しなければ、その他のキャッシュも削除してみてください。
Outlookでキャッシュを削除する方法について詳しくは以下記事をご参照ください。
プロファイルまたはデータファイル(ost)が壊れている
プロファイル・データファイルとは
プロファイルとはOutlookを使う上で欠かせないユーザーの情報が保存されている情報群のことです。プロファイルにはメールアカウント情報やデータファイル(ostファイル)の保存場所などの情報が保存されています。
そのためプロファイルに問題があった場合Outlookが起動しないなどの問題が発生することがあります。
プロファイルについてより詳しく知りたい方は以下記事をご参照ください。
データファイルとは送受信したメールや連絡先、予定表などをローカルに保存したデータ群です。データファイルにより、インターネットが接続されていない状況(オフライン)でもメールの閲覧などが可能になっております。
Microsoft365(旧Outlook365)アカウントやExchangeアカウントであれば拡張子ostファイルで保存されます。データファイルについて詳しくは以下記事をご参照ください。
これらプロファイルまたはデータファイルに何かしらの問題が発生している場合、最新のメールが受信できなくなります。
プロファイルの新規作成
プロファイルまたはデータファイルに何かしらの問題が発生しているのであれば、データファイルの削除または新規にプロファイルを作成することで問題を解決できます。
最新メールが受信できない問題が発生したら、大抵の場合はデータファイルを削除することで解決しています。そのためまずはデータファイルの削除をすることをお勧めします
データファイル(ostファイル)を削除する場合、以下の方法で保存場所を確認してください。
- ファイルタブを選択
- 「アカウント設定」をクリック<「アカウント設定」を選択
- 「データファイル」タブをクリック<対象のデータファイルを選択<「ファイルの場所を開く」をクリック
データファイル(ostファイル)は基本的に以下に保存されています。
C:\Users\username\AppData\Local\Microsoft\Outlook
上記の方法でデータファイルの場所を確認したら、その場所へ移動してデータファイルを削除しましょう。削除後にOutlookを起動するとデータファイルは自動的に再作成されます。
データファイルを削除すると一からメールを受信します。メールの総量が多い場合はすべてのメールを同期するのに数時間はかかります
データファイルを再作成しても問題が解決しない場合は、次にプロファイルの新規作成を試してみてください。以下に新規にプロファイルを作成する方法を記します。
- Outlookを起動し、「ファイル」タブを選択
- 表示されたアカウント情報から「アカウント設定」>「プロファイルの管理」を選択
- 表示されたメール設定から「プロファイルの表示」を選択
- プロファイル一覧が表示されますので、「追加」を選択
- 新しいプロファイル名を入力し、「OK」を選択
- 電子メールアカウント情報を入力し、「次へ」を選択
- 新しいプロファイルが追加されたら、「常に使用するプロファイル」を新しく作成したプロファイルに変更し、「OK」を選択
- Outlookを再起動
上記の方法により、新しいプロファイルは作成されます。また新しいプロファイルでOutlookを起動することで新規のデータファイルが自動生成されます。
Microsoft 365のExchange Onlineであれば、同期がスタートしてメールが随時受信されるはずです。
メールの量が多い場合はすべてメールを同期するまでに多くの時間を有します
Exchangeキャッシュモードをオフ(無効)にする
私が所属する会社でも多くのスタッフが突然メールを受信できなくなるトラブルが発生しています。
ほとんどの場合、上記で解説したデータファイルの削除で問題を解決していますが、すべてのメールを受信するまでに非常に多くの時間(中には1日以上)が必要になります。(受信しているメール量により時間は異なります)
そして大きな問題として、過去のメールを受信している間は新しいメールをなぜか受信しません。
そうなると一部のスタッフで、とにかく最新のメールを業務時間中は受信できるようにしたい!という要望が出てきます。(一度Outlookを閉じてから再度開くと、その時点の最新メールを受信してから過去のメールを受信します。そのため新着メールを見たいときはOutlookを再起動するという作業を行えるようであれば問題はないです)
こういったときにお勧めの方法が、Exchangeキャッシュモードをオフ(無効)にすることです。Exchangeキャッシュモードについて詳しくは以下記事をご参照ください。
データファイルに異常がある場合、Exchangeキャッシュモードを無効にすることで新着メールを受信できるようになります。
この方法でまずはOutlookをキャッシュモードからオンラインモードに切り替えて、最新メールを受信できるようにします。
そして業務時間が終了したら、新規でプロファイルを作成し、メールの同期を一日中行うという方法を取ります。
Exchangeキャッシュモードを無効にする方法を以下に記します。
- Outlookを起動し、「ファイル」タブを選択
- アカウント情報から「アカウント設定」>「アカウント設定」を選択
- Exchageアカウントをダブルクリックする
- 「Exchangeアカウントの設定」画面から「Exchangeキャッシュモードを使用して、Outlookデータファイルにメールをダウンロードする」のチェックを外す
ぜひ上記に記したExchangeキャッシュモードを無効にする方法も使ってみてください。
アプリケーションに問題がある
ここまで紹介している方法を試しても改善しない場合は、Outlookのアプリケーション自体に問題が発生している可能性もあります。そのため問題を修正するために以下の操作を行ってみてください。
- クイック修復・オンライン修復の実行
- Outlookアプリの再インストール
クイック修復・オンライン修復の実行
Outlookのアプリケーション自体に問題が発生している場合、修復プログラムを実行してOutlookを修復しましょう。
「Officeプログラムの修復」にはクイック修復とオンライン修復があります。まずは早く完了するクイック修復を試し、ダメだったらオンライン修復を試してみてください。
「Officeプログラムの修復」を実行する方法は以下の通りです。
- コントロールパネルを起動
- 「プログラムのアンインストール」を選択
- 「Microsoft 365 Apps」を選択>右クリック>変更をクリックする
- クイック修復またはオンライン修復を選択し「修復」ボタンを選択
Outlookアプリの再インストール
プログラムの修復を実行しても問題が改善しなければ、念のためOutlookアプリの再インストール(アンインストールおよび新規インストール)を試してみてください。
Outlookの再インストール方法について以下記事をご参照ください。
オフライン作業が有効になっている
オフライン作業とは
Outlookには「オフライン作業」という機能が存在し、この機能を有効にすることでオフライン(メールサーバーとの接続を停止する)でOutlookを操作できるようになります。
つまりオフライン作業が有効のときは新着メールの受信やメール送信が停止するということです。
このオフライン作業は従来のOutlookのみに備わっている機能です。新しいOutlookには存在しない機能となりますので、ご注意ください。
オフライン作業の使用用途
オフライン作業は通常はあまり使用することがない機能ではあります。オフライン作業はユーザーが意図的にサーバーとの通信を停止して、インターネット接続がない状態にすることを意味します。
そのため使う場面としては次のような用途が考えられます。
- モバイルルーターやスマートフォンでのテザリングといった月のデータ使用量が決まっている場合に、データ使用量を抑えたいとき
- オフィスや家庭でネットワークの帯域幅を節約したいとき
- 仕事などの作業に集中するためにメールが届かなくしたいとき
- メールの整理を行っているときに一時的に停止しておきたいとき
オンライン・オフラインの切り替え
Outlookで新着メールが受信されなくなった場合、オフライン作業が有効になっているか確認してみましょう。
オンライン・オフラインの切り替え方法は次のようになります。
- Outlookを起動し、「送受信」タブを選択
- 「オフライン作業」をクリック
オフライン作業が背景グレーになっていればオフライン作業が有効になっています。解除するには再度オフライン作業をクリックします。
まとめ
本記事「【Outlook】最新メール(新着)が受信できない場合の解決方法」はいかがでしたか。
Outlookで最新メールや新着メールが受信できない場合は、インターネット接続の問題やメールサーバーの障害、同期エラー、メールの振り分け設定など、さまざまな原因が考えられます。
突然メールが受信できなくなると多くの方は焦ってしまいます。ぜひ本記事を参考にして迅速に問題を解決できるようにしてください。
Outlookには様々な仕事に役立つ機能が備わっています。以下記事では仕事で便利なOutlookの機能をご紹介しています。ぜひ読んでいただき仕事に役立ててください。
よくある質問(FAQ)
Outlookで最新メールが受信できないのに送信はできるのはなぜですか?
Outlookでメールの送信はできるものの受信できない場合は、同期エラーや仕分けルールなどが原因として考えられます。
メールが迷惑メールフォルダーや別のフォルダーへ振り分けられている可能性があるので、受信トレイ以外のフォルダを確認してみてください。
パソコンのOutlookで新着メールが表示されないのに、スマートフォンでは確認できるのはなぜですか?
スマートフォンではメールを確認できるのにパソコン版Outlookで表示されない場合は、パソコンのOutlookで同期に問題が発生している可能性があります。
Outlookの再起動やキャッシュクリア、プロファイルの再作成などを実行して改善するか確認してください。
Outlookでメールが届かない場合、まず何を確認すべきですか?
まずはパソコンがインターネットに接続されているか確認してください。
インターネットに接続されているのであれば、次に迷惑メールフォルダーや仕分けルールの設定、メールサーバーの障害情報を確認してみてください。
Outlookのメールボックス容量がいっぱいになると受信できなくなりますか?
はい、Outlookのメールボックスの容量が上限に達すると、新しいメールを受信できなくなります。
不要なメールや大容量の添付ファイルを削除して空き容量を確保してください。
Microsoft 365の障害でメールが受信できなくなることはありますか?
はい、Microsoft 365やExchange Onlineで障害が発生すると、メールの受信や同期ができなくなることがあります。。
複数のユーザーで同じ問題が発生している場合は、Microsoftのサービスやサーバー障害の可能性があります











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