【Windows11】プリンターのカラー設定:デフォルトをカラー(白黒)で固定する方法
2025.03.28 /

本記事ではWindows11における、プリンターのカラー設定でデフォルトをカラーまたは白黒で固定する方法について詳しく解説していきます。
資料などを印刷する際に白黒で十分なのに誤ってカラーで印刷してしまうことはよくあります。カラー印刷は白黒印刷と比べてコストが高いため、このような失敗は少なくしたいところです。
Windows11では印刷時のデフォルトカラー設定をカラーまたは白黒で固定することができます。
この機能を利用して、カラー印刷が少ない方はデフォルトを白黒印刷にしておいて、カラー印刷時のみ手動で変更するオペレーションをお勧めします。
本記事を通して、Windows11でのプリンターのデフォルトカラー設定を固定する方法について理解を深めてください。
使用しているOSがWindows10の方は以下記事をご参照ください。

【Windows10】印刷のカラー設定やデフォルトをカラーで固定する方法
Windows11:プリンターのカラー設定とは
Windows11からプリンターへドキュメントを印刷するときにカラー設定を選択することができます。
カラー設定とは印刷物の色をどう扱うかを決める設定項目です。カラー設定(カラーモード)には以下の選択肢が通常はあります。
- カラー
- 白黒
- 自動
カラー設定の自動とは印刷するデータの中身からカラーか白黒かを自動で判断する設定です
プリンターのカラー設定はドキュメントの印刷時にプリンターのプロパティから選択することができます。
デフォルトプリンターの設定
Windows11では印刷時に選択されるプリンターを毎回特定のプリンターが選択されるように設定できます。
これは「通常使うプリンター」として特定のプリンターをデフォルトプリンターとして設定するだけです。
これにより毎回印刷時のプリンターの確認や選択する手間が省けます。デフォルトプリンターの設定方法について詳しくは以下記事をご参照ください。

【Windows11】印刷時の通常使うプリンター(デフォルト)の設定方法
デフォルトの設定をカラー(白黒)に固定する方法
印刷物が多いユーザーにとって印刷時に毎回カラーモードを選択するのは面倒です。Windows11ではプリンターごとにデフォルトのカラー設定を固定できます。
たとえば基本的には「白黒」でしか印刷しない場合はデフォルト設定を白黒に設定しておくことで無駄な印刷コストを削減できます。
私の会社ではデフォルトのカラー設定を白黒にしており、必要な時だけ手動で「カラー」に変更する運用にしています
Windows11のパソコンでプリンターのデフォルトのカラー設定を固定する方法は以下の通りです。
- タスクバーにあるスタートボタンをクリックし、表示された画面から「設定」を選択する
- 表示された設定画面の左側にあるメニューから「Bluetoothとデバイス」を選択する
- 画面右側から「プリンターとスキャナー」をクリックする
- 表示されたプリンターの一覧からカラー設定したいプリンターをクリックする
- 表示されたプリンター設定画面から「印刷設定」をクリックする
- 表示された印刷設定画面からカラーモードを固定したい設定値(カラーまたは白黒)を選択して「OK」をクリックする






上記の操作により印刷時のカラー設定を「カラー」または「白黒」で固定することができます。
使用しているプリンターの機種やドライバーによって設定画面が多少異なります
印刷のショートカットキー
ドキュメントやWebページを印刷する際に、印刷画面を表示するためわざわざメニューを開いて操作するのは手間がかかります。
Windows11には印刷のショートカットキーが備わっており、キーボード操作のみで即座に印刷ダイアログを開くことができます。
印刷をショートカットキーで行う方法について詳しくは以下記事をご参照ください。

【Windows11】印刷をショートカットキーで実行する方法
まとめ
本記事「【Windows11】プリンターのカラー設定:デフォルトをカラー(白黒)で固定する方法」はいかがでしたか。
ここでは以下の項目について解説してきました。
- Windows11でのプリンターのカラー設定について
- デフォルトの印刷をカラー(白黒)で固定する方法
デフォルトのカラーモードを指定しておくことで、印刷時に変更する手間を省くことができます。印刷ミスや効率的に業務を進めるためにもぜひデフォルトのカラー設定をしておいてください。