VPN接続時に共有フォルダにサーバー名でアクセス(名前解決)できない原因と対処法

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VPN接続時に共有フォルダにサーバー名でアクセス(名前解決)できない原因と対処法

本記事ではWindowsでのVPN接続時に、共有フォルダやサーバーにサーバー名(コンピューター名)でアクセスできない場合の対処方法について解説していきます。

VPN接続で会社のネットワークに接続できるのは非常に便利ですが、様々な問題が発生するプログラムの1つでもあります。

VPN接続で特に多い、「セキュリティ層で処理エラー L2TP接続に失敗」に関しては以下記事に対処方法を記載していますので、ぜひ参考にしてください。

通常共有フォルダに接続するときは、そのファイルサーバーに付けられているサーバー名(コンピューター名)で接続します。
例えば「OFFICE54」というサーバー名であれば、次のように指定して接続します。

\\OFFICE54

しかしVPN接続中に突然サーバー名で接続ができなくなる問題が発生することがあります。
そしてこの時サーバー名ではなく、IPアドレスを直接指定するとアクセスできる状況が多いです。

この問題の対象方法を本記事で確認しましょう。

本記事を通して以下の知識を学べます。

学べる知識
  • サーバー名で共有フォルダに接続できない原因について
  • 名前解決について
  • 4つの対処方法

エラー現象について

共有フォルダにはサーバー名を指定して接続していたが、突然接続できなくなることがあります。

サーバー名を指定して接続とは、以下のように接続することをいいます。

共有フォルダをサーバー名指定してアクセス

しかしこのときサーバー名では共有フォルダに接続できないが、IPアドレスを直接指定するとアクセスすることができます。
ここではIPアドレスを54.54.54.54とします。

共有フォルダをIPアドレス指定でアクセス

サーバー名でアクセスできず、IPアドレスでアクセスできるということは、
名前解決ができていないと判断できます。

名前解決とは

名前解決とは、TCP/IPネットワーク上で「人間がわかりやすいように付けられた名前(ドメイン名やサーバー名)」を「通信時に使用するIPアドレス」に変換することをいいます。

この名前解決をする仕組みをDNS(Domain Name System)と呼びます。
このDNSを提供しているコンピューターをDNSサーバーと呼びます。

名前解決には、DNSサーバーに問い合わせてIPアドレスを得る以外にも、パソコン内の「hosts」ファイルからも名前解決をしています。

「hosts」ファイルでの名前解決は、自分で書かない限り名前解決の定義は増えることはありません。
このファイルは以下に保存されています。

C:\Windows\System32\drivers\etc

名前解決は以下の順番で行われます。

  1. DNSキャッシュ
  2. hostsファイル
  3. DNSサーバーへの問い合わせ

対処方法

上記で説明しているように、この現象は「名前解決」ができていないことが起因しています。
そのため名前解決ができるようになれば、この問題は解決するということです。

この問題の対処方法を次に示します。

  • パソコンを再起動
  • フルコンピュータ名(サーバ名+ADドメイン)でアクセス
  • IPアドレスでアクセス
  • hostsファイルに名前解決情報を追加

それでは各対処方法について見ていきましょう。

パソコンを再起動

どのような問題でも、まずパソコンを再起動することが解決の一番の近道です。
パソコンの問題の8割以上は再起動で解決すると言っても過言ではないです。

今回の問題でも再起動することで解決することが、私の経験では多いです。

なのでVPN接続している状況で、共有フォルダにサーバー名でアクセスできなくなった場合は、まずはパソコンの再起動を試してみてください。

フルコンピュータ名(サーバ名+ADドメイン)でアクセス

サーバー名でアクセスができない場合、フルコンピュータ名でアクセスできるか試してみてください。

フルコンピュータ名とはサーバー名とADドメイン名を組み合わせた名前です。

例えばサーバー名がOFFICE54、ドメイン名がfivefour.localの場合は次のように指定してアクセスします。

\\OFFICE54.fivefour.local

このアクセス方法であれば、共有フォルダと同じネットワークにいても、VPN経由でも同じ方法で接続ができます。

IPアドレスでアクセス

IPアドレスでアクセスできることはわかっているので、名前解決ができない問題の解決は諦めて、IPアドレスで共有フォルダにアクセスするという手もあります。

根本的な解決にはなりませんが、解決するまでの手段として使用してもいいと思います。

私は同僚がこの問題が発生し、どうしても解決しなかったときは、この直接IPアドレスでアクセスする方法をお願いします。

私の今までの経験では、だいたい数日経つとサーバー名でのアクセスが復活するので、それまではIPアドレスでのアクセスで頑張ってもらっています。

hostsファイルに名前解決情報を追加

名前解決で使用するhostsファイルに、名前解決の情報を追加するという方法もあります。

どうしても名前解決して、サーバー名で共有フォルダにアクセスしたい!という方にはこの方法をとります。

以下に示す場所に保存されている「hosts」ファイルの最終行に名前解決の情報を追記します。

C:\Windows\System32\drivers\etc\hosts

「hosts」ファイルはメモ帳で開いて、情報を追記することができます。

追記する名前解決の情報は次のようにします。

IPアドレス サーバー名

例えば、サーバー名が「OFFICE54」、IPアドレスが「54.54.54.54」の場合は次のように記述します。

54.54.54.54 OFFICE54

これにより、パソコンが共有フォルダにアクセスする際に、名前解決が問題なくできるようになります。

まとめ

本記事「VPN接続時に共有フォルダにサーバー名でアクセス(名前解決)できない原因と対処法」はいかがでしたか。

今はテレワークをする人が非常に増え、それに伴いVPN接続して会社につなげている人も増えています。

そのため本記事で取り上げた問題のように、VPN関連の問題が多く発生します。

本サイトOFFICE54では、今後もVPN関連の記事をアップしていきますので、ぜひご参考にしてください。