VPN接続後に共有フォルダが1つしか表示されない原因と解決方法

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VPN接続後に共有フォルダが1つしか表示されない原因と解決方法

コロナウイルスの影響でテレワークを始めている会社が増えている昨今、自宅からVPN接続を行い、会社のファイルサーバー(共有フォルダ)に接続する方が非常に増えています。

こんな中、システムを管理しているIT部門(情報システム部)の方々、こんな質問が来たことがありませんか?

「自宅から共有フォルダを開くとフォルダが1つしか表示しないです。」

このような質問がくるとVPNに問題があるのか、ファイルサーバーに問題があるのか、はたまたアクセス権限の問題なのか、と様々な要因が頭に浮かぶかと思います。

でも実際この問題はユーザーのある行動によって、引き起こされているんです。

その原因と解決方法について解説いたします。

共有フォルダが1つしか表示しないとは

「自宅でVPNを接続し、会社の共有フォルダに接続すると、いつもは複数のフォルダが表示されるのに今日は1つしか表示されない。」

「会社では今日ちゃんと表示されていたのに、家でVPN接続後に開くと1つしかフォルダが表示しません。」

VPN接続後に共有フォルダが一つしか表示しない

テレワークが増え、VPNで家から会社のネットワークに接続して共有フォルダを開く運用を行っている会社だと、この問題は遅かれ早かれ発生すると思います。

この問題が発生した場合は、ITに詳しい人でない限り、自力で解決することは非常に難しいです。

ではなぜこのような問題が発生してしまうのか。

その原因について以下で解説します。

*2021/04/23 追記
スタッフのパソコンで、特定のフォルダ内にあるすべてのフォルダが見えなくなることがありました。
その他のフォルダ内にあるファイルは確認できるが、そのフォルダだけ中身が表示されないという現象です。

この現象に関しても、以下で解説することが原因でした。

そのためフォルダが1つしか表示されないにこだわらず、共有フォルダ内のフォルダやファイルが表示されなくなった場合は、以下の原因を最初に疑ったほうがいいです。

この現象が発生する原因

この「共有フォルダが1つしか表示しない」問題が発生するきっかけは非常に簡単な操作ミスからです。

それは、「常にオフラインで使用する」をクリックしてしまうことです。

共有フォルダを右クリックして表示される画面で「常にオフラインで使用する」をクリックすることにより、今回の現象が発生するようになります。

常にオフラインで使用するをクリック

これによりオフラインで使用するにしたフォルダ以外が、そのユーザーで表示されなくなってしまいます。

この現象を解決する方法

この現象の原因はわかりましたので、解決する方法について解説していきます。

この「常にオフラインで使用する」を解除するために同期センターを開いてください。

開き方はコントロールパネル<小さいアイコン<同期センターです。

「常にオフラインで使用する」が有効になっているユーザーの場合、以下のような表示がされます。

常にオフラインで使用するが有効になっている

同期パートナーシップにオフラインファイルが存在することがわかりますので、これを無効にするために左ペインからオフラインファイルの管理を選択します。

オフラインファイルの管理の選択

次に「オフラインファイルを無効にする」を選択します。

オフラインファイルを無効にする

最後にOKを押すと、再起動するかを聞かれるので、再起動をすることで「常にオフラインで使用する」で有効になったオフラインファイルが無効になります。

まとめ

ユーザーの操作ミスにより同期パートナーシップにオフラインファイルが登録されてしまうと、VPNで共有フォルダに接続した際に、なぜかWindows側でファイルサーバーからの応答を待たずに、登録されているオフラインフォルダのみを表示してしまいます。

もしご自身や会社のスタッフでこういった現象が発生したら、慌てずにオフラインファイルを無効にしてあげてください。