テレワークに対応する電話システム(IP-PBX)に3CXをお勧めする8つの理由

2020.06.26 /

テレワークに対応する電話システム(IP-PBX)に3CXをお勧めする8つの理由

PBXの老朽化に伴い会社の電話システム(PBX)を切り替えよう、電話のコストをもっと安くしたい、コロナの影響でテレワークに対応できるPBXに変更したい、などビジネスで使用している電話システム(PBX)の切り替えを検討している企業は多いと思います。

特にコロナの影響でテレワークに対応したPBXへの切り替えは急務になっている企業が多いかと思います。

私はコロナが流行る前でしたが、テレワークに対応できるPBXを探し、延べ10社ほどの会社からプレゼンを受けました。

そして最終的に選んだのが3CXでした。

非常に悩んだ末、3CXに決めました。決して安い買い物ではないので、私以外にも多くの方がPBX選びに苦悩すると思います。

そこで今回は、私が3CXに決定した理由や、その後全社的なテレワークがスムーズに対応できた理由を詳しく解説しようと思います。

この記事を参考にして、皆様の悩みなどを少しでも解決していただければと思います。

IP-PBXについて

3CXはソフトウェアベースのIP-PBXです。

ここでまずIP-PBXって何?ってなりますよね。私もそうでした。
電話関係の知識は皆無だったのでPBXっていう単語自体初耳でした。

まずPBXとは電話交換機という機械のことです。オフィスのどこかに鎮座しているはずです。
ある程度の規模のオフィスであれば大抵はPBXを置いて電話システムを構築しているはずです。

このPBXにより、内線であったり、転送、保留、お客様からの電話を指定の内線に着信させるなどの機能を実現できます。

そしてIP電話用のPBXがIP-PBXと呼びます。各電話機はIPアドレスが付与され、管理することができます。

ケーブルは従来のアナログ回線やISDN回線とは異なり、LANケーブルを使用します。

インターネットにつなげるためにパソコンにささっているお馴染みのケーブルですね。

IP-PBXにはハードウェアタイプとソフトウェアタイプの2種類があります。
今回私がお勧めする3CXはソフトウェアタイプですね。

それでは次に3CXについて紹介していきます。

3CXについて

3CXはソフトウェアベースのIP電話システムです。

また3CX自体は日本の製品ではなく、海外の製品です。キプロスというあまり日本ではなじみのない国の会社です。
なので、日本で3CXを導入するとなると日本の代理店に頼むのが最も簡単な方法です。

私はCC Architectという会社に導入を頼みましが、今ではとても後悔しています。パートナーとなる会社選びには十分に注意してください。

電話回線には、NTTひかり電話や楽天コミュニケーションブロードバンドなどが必要になります。自社の電話回線が3CXに対応しているかは確認しておく必要があります。

3CXはオンプレミスで自社のサーバー(Hyper-V、VMware)などに3CXをインストールして動かすことができますし、クラウドにして自社にPBXを置かない運用もできます。

3CXをお勧めする理由

それでは本記事の本題である3CXのおすすめポイントを説明していきたいと思います。

ちなみに私は3CXの回し者じゃないですよ。

あと先に言っておくと、10社ほど電話会社の話を聞きましたが、実際どこも似たり寄ったりです。

3CXだけにしかない機能、というのはないと思います。

ですが、値段であったり機能、代理店の保守内容などを考慮して私は3CXにしました。今でも3CXにしてよかったと思っています。ただCC Architectに頼んだことだけ後悔してます。

前置きが長くなってしまいましたね。それではおすすめポイント行ってみよう!!

スマートフォン・パソコンで電話の受電・発信ができる

テレワークには必須の機能ですね。スマフォやパソコンに3CXのアプリケーションをインストールして、それぞれの端末で電話の受電・発信ができます。

そのため自宅にいても会社にかかってきた電話が取れますし、自宅から会社の電話番号で発信することができます。

スマフォであれば、アプリをインストールして、自分の内線登録用のQRコードを読み取るだけで内線電話として使用可能になります。

ものの数分でスマフォを自分専用の内線電話にできます。めっちゃ簡単です。

パソコンの場合は、アプリをインストールした後、管理者が送ったファイルを起動するだけでパソコンを内線電話として使えるようになります。

自宅で使った場合、電話の品質など心配になるかと思いますが、今のところ自宅のWi-Fiでも電話の品質など問題なく使用できています。

以上より、テレワークができる環境構築を考えている会社さんは、電話においては3CXを入れれば問題なしです。

費用が安い!!

IP電話になるので電話料金は契約している回線に依存します。(まぁどこもほとんど同じだと思いますが)

安くなる点としては、保守費用がなくなります。

自分たちで内線などの管理ができるようになるため、わざわざ保守費用を払って常時診てもらう必要はなくなります。

電話機の増設や、社員増加による内線を増やすのもすべて自分たちでできます。

あとはIP電話なので、他拠点でもインターネットさえつながれば使えます。

今まで他拠点同士の電話でも通話代金がかかっていましたが、今は内線通話になったので、社員同士の通話がすべて無料になりました。

あとは導入費用も安いですし、月々のランニングコストがとっても安くなったなーと感じます。

他の拠点でも使うことができる

上記でも述べましたが、他拠点でも使えることが本当に便利!

拠点が多い会社さんは管理がとても簡単になると思います。

チャットやビデオ会議ができる

もしTeamsを仕事で取り入れてないのであれば、Teamsの代わりとして使うことができます。

社員同士のチャットはできますし、ビデオ会議もTeamsと同じ感覚でできます。

スマフォにはスマフォ用のWeb Meetingアプリがあるので、それをインストールしてビデオ会議ができます。

ただパソコンの場合、クロームとFirefoxしか対応してないのが残念なところです。

自分で内線や着信設定を変更・管理できる

これも先に説明してますが、今まで保守会社に都度お願いしていた内線の追加や変更、着信グループの変更など、ほぼすべての管理が自分たちでできます。

セキュリティが高く安心

定期的に3CXはアップデートがあります。そこで最新のセキュリティが反映しますので、安心して使うことができます。

スマフォのアプリも定期的にアップデートがありますし、そのたびに機能の追加等があります。

いつまでも使うことができる

上記で説明したように定期的にアップデートがあるということは、いつまでも最新の機能、セキュリティで使うことができるということです。

ということは、半永久的に3CXの電話システムが使えるということです。

5年~8年ほどが寿命の普通のPBXと比べれば、今後電話システムを変更することを考えなくて済むようになるという大きなメリットがあります。

日本語だけでなく、英語に対応している

外国人がいる会社では非常に大きなメリットになるかと思います。

私の会社では日本語がわからない外国人が多く在籍しているので、英語に対応している(もともと英語の製品です)というのはうれしいことです。

まとめ

以上の点から私は3CXを導入することに決めました。

もしどの電話システムを導入するか悩んでいる方は、ぜひ参考にしていただければと思います。

3CXを選んで後悔する、ということは少ないかなと思えるお勧めできる製品です。