【Outlook】@メンション機能の使い方と利用用途:読んでほしい相手を指定する
2022.12.15 /
本記事ではMicrosoftのOutlookにおける、@メンション機能について解説していきます。
@のあとに名前を入力するだけで利用できる機能ですが、このメンション機能を利用することで読んでほしい相手を指定でき、読み手の注意を引くことができます。
TeamsやLINE、その他SNSでもメンション機能を利用できるため、存在は知っているがOutlookでも利用できることを知らない方も多いです。
本記事を通して、Outlookでの@メンション機能の使い方や利用用途について理解を深めてください。
Outlook:@メンション機能
メンション機能とは
メンション機能とは特定の相手に向けてメール(メッセージ)を送れる機能です。メンションとは英語のmentionからきており、「言及する」という意味の英単語です。
基本的にはメンションで指定した相手に向けてメッセージを書いていることを伝えるために使用します。
このメンション機能はMicrosoft Exchange(Exchange Online:Microsoft365)環境で利用できる機能です。そのほかのIMAP、POPでは利用できませんのでご注意ください。
メンション時のメール内での表示
特定の相手をメンションすると次図のように名前が青く色付きます。
これにより、メンション以降のメッセージが自分宛であることが容易にわかります。
メンション機能の利用用途
Outlookのメンション機能は以下に記す利用用途が考えられます。
- 受信者が複数人の場合に、特定の相手のみに別途メッセージを伝える
- メンションされた側のユーザーがメール管理しやすい
それぞれの利用用途について詳しく解説していきます。
受信者が複数人の場合に、特定の相手のみに別途メッセージを伝える
次のような受信者が複数人であり、かつ特定の相手に別途メッセージを伝えい場合にメンション機能を利用することをお勧めします。
これによりメンションされた相手は、自分宛のメッセージ(指示)であると一目でわかります。
メンションされた側のユーザーがメール管理しやすい
上記のように特定のユーザーのみにメッセージを伝えるだけでなく、メンションされた相手はメール管理もしやすくなります。
メンションされたメールを受信すると、次図のようにメール一覧に表示されるメールに@が付きます。これにより一目で自分宛のメッセージが含まれていることがわかります。
また自分がメンションされたメールで検索をかけることで、メンションされたメールだけを表示することもできます。
- 図の赤印がついた箇所をクリックする
- 表示された項目から「メンションされたメール」をクリックする
上記の操作により自分がメンションされたメールのみを表示できます。
@メンション機能の使用方法
@メンション機能の使用方法は非常に簡単です。メール作成画面で「@(アットマーク)」を入力し、そのあとにメンションしたい相手の名前を入力します。そうすると候補が表示されますので、その中から対象の相手を選択するだけです。
@メンションでユーザーを選択すると自動的にそのユーザーのメールアドレスが宛先に追加されます。
まとめ
本記事「【Outlook】@メンション機能の使い方と利用用途:読んでほしい相手を指定する」はいかがでしたか。
もし社内で利用していなければ、ぜひ全員がOutlookのメンション機能を利用するように呼び掛けてみてください。全員が利用することで、メールで依頼された対応の漏れなどが防げるようになりますよ。
ここで紹介した「@メンション機能」以外にも様々な便利な機能がOutlookには備わっています。ぜひ以下記事をご覧いただき、仕事に役立つ機能を知って業務に役立ててください。
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