【Outlook】メールにメールを添付して送信する方法
2023.01.31 /

本記事ではMicrosoftのOutlookにおける、メールにメールを添付して送信する方法について解説していきます。
メール内容を相手に転送したい場合、「転送」機能を利用して相手に送信することができます。しかし複数のメールを転送したい場合や、「新規メール」や「返信メール」に対して別のメールを添付したいこともあります。
Outlookではメールにメールを添付して送信することが簡単にできます。
本記事を通して、Outlookでメールにメールを添付する方法について覚えてください。
Outlook:メールにメールを添付するとは
受信したメールを相手に送るときは主に「転送」機能で送ることがほとんどです。「転送」の場合は、メールの宛先や受信者、タイトル、メール内容は転送メールの本文内に記載されます。また添付ファイルは添付された状態になります。
この「転送」では複数のメールを相手に送ることはできないですし、「新規メール」や「返信メール」には使うことができないです。
相手にメールを送るもう一つの方法として、「メールにメールを添付する」方法があります。
メールにメールを添付することで、相手に複数のメールを送ることができますし、「新規メール」や「返信メール」でも別のメールを添付して送信することができます。
メールを添付して送信する送信方法の重要な使用用途は、悪意のある不審なメールをIT部門に解析してもらうときです。
メールを添付して送ることでIT部門はメールの詳細な情報を確認することができます。そのため不審なメールの解析を依頼する際は、「転送」ではなく「メールを添付」で送るようにしましょう。
Outlook:メールにメールを添付する方法
Outlookでメールにメールを添付するには以下の方法があります。
- リボンから「添付ファイルとして転送」
- ドラッグアンドドロップ
- msgファイルで保存したメールを添付
それぞれの方法について見ていきましょう。
リボンから「添付ファイルとして転送」
リボンにある「添付ファイルとして転送」から、簡単に対象のメールを添付ファイルとして送ることができます。方法は以下の通りです。
- 添付ファイルとして送信したいメールを選択
- 「ホーム」タブの返信項目にある「その他のアクション」をクリック
- 「添付ファイルとして転送」を選択


上記の操作を行うと、選択したメールが添付ファイルとなって新規メールのウィンドウが開きます。
ドラッグアンドドロップ
メール作成のウィンドウに添付したいメールをドラッグアンドドロップすることでメールを添付することができます。
新規メールのウィンドウや返信メールのウィンドウを開き、メール一覧から対象のメールをウィンドウにドラッグアンドドロップするだけで、メールを添付ファイルとして送信できます。

msgファイルで保存したメールを添付
Outlookで受信したメールは拡張子msgのファイルとして保存することができます。msgファイルとして保存することで、共有フォルダに保存したりTeamsで送信するなどが可能になります。
メールをmsgファイルとして保存する方法は以下の通りです。
- メール一覧から対象のメールを選択
- 画面左上の「ファイル」タブをクリック
- 「名前を付けて保存」を選択
- 保存先を選択してメールを保存する


新規作成のメールなどでパソコンに保存したメールを添付する方法は以下の通りです。
- メール作成のウィンドウを開く
- 「メッセージ」タブ<「挿入」<「ファイルの挿入」を選択
- 表示されたリストから「このPCを参照」を選択
- 添付したいメールを選択


上記の方法で、保存したメールをメールに添付できます。
まとめ
本記事「【Outlook】メールにメールを添付して送信する方法」はいかがでしたか。
仕事でメールにメールを添付する機会は必ずありますので、その際に使えるように覚えておきましょう。
Outlookには仕事に便利な多くの機能が備わっています。ぜひ以下記事をご覧いただき、仕事に活かしてください。

【Outlook】機能一覧:仕事で便利な機能や設定をまとめて紹介