【エクセル】フォントのデフォルト設定を変更する方法
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本記事ではMicrosoftのエクセルにおける、フォントのデフォルト設定を変更する方法について詳しく解説していきます。
エクセルにはあらかじめ決まっている既定のフォント設定(デフォルトフォント設定)がありますが、これを変更することで自分の好きなフォントを新しいブックで自動的に使われるフォントにできます。
フォントはエクセルでデータの見やすさや見る人の印象を大きく左右する重要な要素です。そのためデフォルトフォントを自分の使いやすいものに変更することで、常に見やすく統一感のある資料を作成できます。
本記事を通して、エクセルでフォントのデフォルト設定を変更する方法について理解を深めてください。
ここではMicrosoft 365による最新のExcelを利用しています。
Microsoft 365とはMicrosoft社が提供しているOfficeアプリケーション(Outlook、Word、Excel、SharePoint、PowerPointなど)やサービスを利用できるサブスクリプション(月額課金制)のクラウドサービスです
エクセル:フォントのデフォルト設定について
エクセルにおけるフォントのデフォルト設定とは新しく作成したブックやシートで最初に設定されるフォントの種類やサイズです。
エクセルには最初からさまざまな種類のフォントが備わっていますが、エクセル起動時に最初から選ばれているフォントが設定されています
Excel 2016以降では「游ゴシック」、Excel 2013以前では「MS Pゴシック」がデフォルトフォントとなっています。

エクセルではこのデフォルトのフォントをご自身の好きなフォントに変更することができます。
フォントとは文字の形やスタイルなど文字の見た目のデザインです。フォントは書式設定の重要な要素の一つであり、資料の視認性や可読性、読みやすさに大きく影響します。
またエクセルでデフォルトのフォントを変更する際は以下の注意点に気を付けてください。
- すでに作成済みのエクセルファイルには適用されない
- デフォルトフォントを「本文のフォント」以外にした場合はテーマを変えてもフォントは変わらなくなる
エクセルでテーマを使ってデザインを管理している場合は、デフォルトフォントの変更に際しては注意してください。
エクセルの「テーマ」とは
エクセルを含むOfficeアプリではデザイン管理の仕組みとして「テーマ」という機能が備わっています。
テーマとはフォント・色・効果などをまとめてデザイン変更する仕組みです。テーマを切り替えることで全体的なデザインを一気に変えることができます。
デフォルトのフォントを「本文のフォント」以外に設定すると、テーマを切り替えてもテーマごとに設定されているフォントに変わらなくなるため注意が必要です。
フォントのデフォルト設定を変更する方法
エクセルでフォントのデフォルト設定を変更する方法は以下の通りです。
- エクセルを起動する
- 画面左上にある「ファイル」タブをクリックする
- 左側のメニューから「オプション」を選択する
- 表示された「Excelのオプション」画面の左側のメニューから「全般」が選択されていることを確認する
- 画面右側の設定項目より「新しいブックの作成時」にある「次を規定フォントとして使用」の設定でデフォルトにしたいフォントを選択し、「OK」をクリックする
- エクセルを再起動する




上記の操作でエクセルのデフォルトフォントを変更することができます。
まとめ
本記事「【エクセル】フォントのデフォルト設定を変更する方法」はいかがでしたか。
ここでは以下の項目について解説してきました。
- エクセルでフォントのデフォルト設定とは
- フォントのデフォルト設定を変更する方法
所属している会社や学校で使用するフォントの種類が指定されていることもあります。また人によって使いやすいフォントもあります。
ぜひデフォルトのフォントを設定し、毎回手動で変更する手間を省けるようにしてください。
エクセルには他にも様々な仕事に便利な機能が備わっています。以下エクセルのまとめ記事では仕事に便利な機能を紹介しています。ぜひご覧いただき、ご自身の仕事に役立つ機能を見つけてください。