【エクセル】共有フォルダ:「編集のためロックされています」の解決方法

時計 2022.04.19 / 時計

【エクセル】共有フォルダ:「編集のためロックされています」の解決方法

本記事では共有フォルダに保存されているエクセルexcel)を開くと「編集のためロックされています」と表示され、開くことができない問題の対処方法について解説していきます。

共有フォルダに保存しているファイルは複数人が使用するため様々な問題が発生します。

本記事で解説するエラーが発生すると「読み取り専用」でしか開くことができなく、編集することができなくなってしまいます。
さらにそのファイルの使用者に使っていない自分の名前が表示されるということもあります。

エクセル:編集のためロックされています

本記事を通して、この問題の解決方法を覚えていってください。

共有フォルダのエクセルで発生したエラー

私は社内SE(システムエンジニア)をしており、共有フォルダに関する問い合わせもたくさんきます。

共有フォルダに関する問い合わせでは、次のような問い合わせがよくきます。

問い合わせ内容

共有フォルダ内のエクセルを開くとダイアログが表示され、「読み取り専用」でしか開くことができない。使用者に自分の名前が記入されているが、すでに閉じている。

表示されるダイアログは次図のようなものです。

ダイアログの内容

使用中のファイル:〇〇は編集のためロックされています。使用者は〇〇です。[読み取り専用]で開いてください。読み取り専用で開き、他の人がファイルの使用を終了したときに通知を受け取るには、[通知]をクリックします。

エクセル:編集のためロックされています

このメッセージが表示されると、該当ファイルは読み取り専用でしか開くことができず編集することができないです。

また場合によって、使用者は「他のユーザー」と表示されることもあります。

編集ロックがかかる原因

このダイアログが表示されて、エクセルファイルがロックされるのは以下の原因が考えられます。

  • 別のユーザーが使用している(編集中)
  • 誰も使用していないが前回使用した人の閉じる処理がうまく完了していない
  • エクスプローラーのプレビュー機能

上記原因の対処方法を次項より解説していきます。

別のユーザーが使用している(編集中)

このダイアログ内容から推測できるように、他のユーザーが該当のエクセルを開いているとこのメッセージは表示されます。

エクセルファイルは初期設定では同じエクセルを同時に編集することができないようになっています。

そのため原因が他のユーザーが開いていることであれば、単純にそのエクセルを閉じてもらうことでこの問題は解決します。

エクセルを複数人が同時に編集できるようにするためには、「ブックの共有」を有効にします。エクセルの同時編集を有効にする方法に関しては以下記事をご参照ください。

誰も使用していないが前回使用した人の閉じる処理がうまく完了していない

この問題の最も厄介なところが、誰も開いていないのに編集のロックがかかっていることです。

原因としては前回開いたユーザーの「閉じる」処理がうまく完了していない可能性が高いです。
特にパソコンがエクセルを開いたまま異常終了した場合では、きちんとファイルを閉じられていないことが多いです。

そのためエクセル自身はそのユーザーに開かれた状態を維持しているのです。

この場合は以下の対応を取ってください。

  • 使用者のパソコンを再起動する
  • エクセルの一時ファイルを削除する
  • エクセルのコピーを取り、ロック状態のファイルを削除し、コピーを戻す

使用者のパソコンを再起動する

使用者のパソコンが該当のエクセルを開いていなくとも、なにかしらの問題でそのエクセルのファイル情報を裏で握っている状態になっている可能性があります。

タスクマネージャーでプロセスを終了される方法や、エクスプローラーを再起動する方法などありますが、最も手っ取り早いのがパソコンの再起動です。

パソコンを再起動してみてエクセルが問題なく開けるようになったか確認してみてください。

エクセルの一時ファイルを削除する

エクセルやワードなどのファイルを開くと~$から始まる一時ファイルが作成されます。これは編集内容を一時的に保存しておくファイルになります。

通常一時ファイルはファイルを閉じると同時に削除されます。

しかしアプリケーションの異常終了など、なにかしらの問題が発生すると削除されずに残り続けることがあります。

そしてこの残った一時ファイルがエクセルを編集ロックしている原因である可能性があります。

一時ファイルを表示する方法は以下の通りです。

  1. エクスプローラーを開き、「表示」タブを選択
  2. 「オプション」を選択
  3. エクスプローラー:オプションを選択
  4. 表示されたフォルダーオプションから「表示」タブを選択
  5. 詳細設定欄の「隠しファイル、隠しフォルダー、および隠しドライブを表示する」を選択
  6. エクスプローラー:隠しファイル、隠しフォルダー、および隠しドライブを表示するを選択
  7. 「保護されたオペレーティングシステムファイルを表示しない」のチェックを外す
  8. エクスプローラー:「保護されたオペレーティングシステムファイルを表示しない」のチェックを外す
  9. OKをクリック

上記の流れで共有フォルダに残った一時ファイルが表示されるようになります。表示された一時ファイルの中から該当ファイルの一時ファイルを削除することでダイアログが表示しなくなるか確認してください。

エクセルのコピーを取り、ロック状態のファイルを削除し、コピーを戻す

上記に示した方法を実行しても問題が解決しない場合は、最終手段を取ります。

該当ファイルをコピーして、ロック状態のファイルを削除してください。そしてコピーしたファイルを削除したファイルが保存されていたフォルダに張り付けてください。

これで問題なく該当のファイルが開けるようになります。実はこれが最も簡単で、最も早く問題を解決できる方法です。

プレビューウィンドウによる編集ロック

実はエクスプローラーでファイルを選択すると中身が表示される「プレビュー」機能でもファイルをロックします。

そのためファイルを開いてないと思っても、実はプレビュー機能で開いていた、なんてこともありますのでご注意ください。

まとめ

本記事「【エクセル】共有フォルダ:「編集のためロックされています」の解決方法」はいかがでしたか。

社内で共有フォルダを利用している場合は、頻繁に発生する問題かと思います。ぜひ本記事を参考にしていただいて、問題をすぐに対処できるようにしましょう。