【エクセル】Enterキーでカーソルを下に移動させない!:移動方向の設定

2022.03.19 /

【エクセル】Enterキーでカーソルを下に移動させない!:移動方向の設定

本記事ではエクセルEnterを押した際に、カーソルが移動しないように設定する方法を解説していきます。

エクセルで数値、数式、テキスト入力を確定するためにEnterキーを押しますよね。そのときにカーソルが下のセルに移動してしまって、イラっとくることってありませんか?

実はエクセルにはEnter押下時にカーソルを移動させない、または移動方向を任意の方向に指定することが可能です。

本記事を通してEnter押下時のカーソルの移動方向設定について学びましょう。

Enter押下時のデフォルトの設定

エクセルのデフォルト設定はEnterキーを押すとカーソルが下のセルに移動します。

エクセル:Enterキーを押すとカーソルが下のセルに移動

セルに数値、数式、テキストなどを入力したあとにEnterを押すと、下にカーソルが移動するということです。

この設定はエクセルで変更することが可能です。次項より詳しく設定方法を解説していきます。

Enter押下時のカーソル移動をなくす設定

セルに値を入力した後、Enter押下後でもそのセルに留まっていたいことってありますよね。わざわざ下に移動したカーソルを上矢印キーで戻すのは面倒くさいです。

そういった場合はEnterを押してもカーソルが移動しない設定にしましょう。

Enterを押してもカーソルが移動しない設定は以下の方法で行います。

  1. エクセルを起動し、左上の「ファイル」タグをクリック
  2. エクセル:エクセルを起動し、左上の「ファイル」タグをクリック
  3. 左欄の下から「オプション」を選択
  4. エクセル:「オプション」を選択
  5. 表示した「Excelのオプション」の左側メニューから「詳細設定」を選択
  6. エクセル:「Excelのオプション」の左側メニューから「詳細設定」を選択
  7. 編集オプションの「Enterキーを押したら、セルを移動する」のチェックを外し、OKをクリック
  8. エクセル:編集オプションの「Enterキーを押したら、セルを移動する」のチェックを外し、OKをクリック

上記設定でEnterキーを押しても、下のセルにカーソルが移動しなくなります。

Enter押下時のカーソルの移動方向を設定

デフォルトではEnterを押したら下にカーソルが移動します。この移動方向を上や左右に変更することが可能です。

Enter押下時のカーソルの移動方向設定は以下の流れで行います。

  1. エクセルを起動し、左上の「ファイル」タグをクリック
  2. エクセル:エクセルを起動し、左上の「ファイル」タグをクリック
  3. 左欄の下から「オプション」を選択
  4. エクセル:「オプション」を選択
  5. 表示した「Excelのオプション」の左側メニューから「詳細設定」を選択
  6. エクセル:「Excelのオプション」の左側メニューから「詳細設定」を選択
  7. 編集オプションの「Enterキーを押したら、セルを移動する」のチェックがされていることを確認し、方向を選択する
  8. エクセル:編集オプションの「Enterキーを押したら、セルを移動する」のチェックがされていることを確認し、方向を選択

上記設定でEnter押下時のカーソル移動方向を変更することができます。

CtrlキーとEnterキーを同時に押す

ここまで解説した方法では、すべてのエクセルに対して設定が適用されてしまいます。

しかし特定の場合のみだけカーソルが移動しなければいい、という方も多くいらっしゃると思います。

そういった場合はショートカットキーを使用してください。以下ショートカットキーではカーソルが移動することはないです。

「Ctrl」 + 「Enter」

Enterを押下する際にCtrlキーを押しているだけで、カーソルの移動をなくすことができるのです。

慣れるまで少し時間がかかりますが、慣れちゃうと非常に便利なショートカットキーの一つです。

まとめ

本記事「【エクセル】Enterキーでカーソルを下に移動させない!:移動方向の設定」はいかがでしたか。

エクセル操作が多い方はぜひ本記事を参考にして、設定を変更して使ってみてください。