【Teams】チャットでファイルの共有(添付)ができないときの対処方法

2023.04.02 /

【Teams】チャットでファイルの共有(添付)ができないときの対処方法

記事ではMicrosoftのTeamsにおける、チャットでファイル共有(添付)ができないときの対処方法について解説していきます。

Teamsは多くの会社で社内・社外のコミュニケーションツールとして利用されています。Teamsではチャットや電話・ビデオ会議・ファイル共有といった様々な機能が備わっています。

それら機能のうち「ファイル共有」ができない問題が発生することがあります。

本記事を通して、ファイル共有ができなくなった場合の対処方法について理解を深めてください。

Teams:チャットでファイル共有(添付)が突然できなくなる問題

私は社内SE(システムエンジニア)として働いており、毎日多くの問い合わせを受けます。数多く受ける問い合わせの中で、Teamsに関する次の問題に関する問い合わせを受けることがあります。

Teamsで発生した問題

Teamsのチャットでファイルの共有(添付)が突然できなくなった

Teamsを利用していると突然ファイル共有(添付)ができなくなることがあります。私の会社では次のようなエラー文が表示して、ファイル共有できないことがあります。

共有中に問題が発生しました。もう一度試してみましょう。

Teams:共有中に問題が発生しました。もう一度試してみましょう。

上記のほかにも、なんのエラーも表示されずただファイル共有ができないということもあります。

Teams:ファイル共有ができなくなったときの対処方法

Teamsのチャットなどでファイル共有ができなくなったときの対処方法を以下に記します。

  • Teamsのキャッシュを削除
  • Teamsアプリを何度か再起動
  • Teamsのアップデート
  • ファイルタブからファイルのアップロードを試す
  • Web版のTeamsからファイルの共有を行う
  • 時間を置く
  • Teamsアプリの再インストール

Teamsのキャッシュを削除

Teamsのキャッシュが起因してファイル共有ができなくなった可能性があります。以下の流れに沿ってキャッシュの削除を行ってください。

  1. タスクバーにあるTeamsのアイコンを右クリック<「終了」を選択
  2. Teams:Teamsを完全に落とす
  3. キーボードで「Windowsキー+R」を同時に押下して、「ファイル名を指定して実行」を起動
  4. 「%appdata%\Microsoft」を入力してOKを選択
  5. Teamsのキャッシュが保存されている場所
  6. Teamsフォルダを削除する
  7. 再度Teamsを起動する

Teamsフォルダを削除する際、削除できないファイルが存在することがあります。その場合は消せるファイルだけ消してください。

キャッシュを削除したら、ファイル共有ができるようになったか確認してみましょう。

Teamsアプリを何度か再起動

Teamsのキャッシュを削除したあと、何度かTeamsアプリの終了と起動を繰り返すことでファイルの共有ができるようになったという報告もあります。

タスクバーからTeamsアイコンを右クリックして「終了」を選択、そして再度起動するという操作を何度か繰り返してみてください。

Teamsのアップデート

デスクトップ版のTeamsアプリは自動的にアップデートされますが、念のため手動で最新バージョンにアップデートしてみましょう。

アップデートが完了したら問題が改善しているか確認してください。

  1. Teamsアプリ右上にあるプロフィールアイコン横にある「…」をクリック
  2. 「更新プログラムの確認」をクリック
  3. Temas:更新(アップデート)の実施

ファイルタブからファイルのアップロードを試す

チャット画面からはファイル共有ができなかったが、「ファイル」タブからであればファイルの共有ができたという報告もあります。

チャット画面から「ファイル」タブを選択し、共有ボタンをクリックしてファイル共有ができるか確認してください。

Teams:ファイルタブからファイルを共有

チャット画面からファイル共有ができない問題は時間を置くと自然に治っていることもあります。ファイルタブから共有ができれば一旦はそこからファイルを共有するようにしましょう。

Web版のTeamsからファイルの共有を行う

アプリ版のTeamsからはファイル共有できないが、Web版のTeamsからはファイル共有ができることもあります。

Web版Teamsでファイル共有ができるのであれば、アプリ版Teamsでファイル共有ができるようになるまでWeb版でファイル共有をしましょう。

時間を置く

ここまで解説した対処方法を行ってもファイル共有ができないのであれば、Microsoftのサーバーに問題がある可能性が高いです。

Microsoft側で問題の修復が完了するまで時間を置いてから再度ファイル共有ができるようになったか確認してください。

Teamsアプリの再インストール

念のためTeamsアプリの修復を試してみるのもいいかと思います。Teamsアプリの修復には「OFFICEプログラムの修復(クイック修復またはオンライン修復)」を使用します。以下の流れに沿って実行してみてください。

  1. コントロールパネルを起動する
  2. 「プログラムのアンインストール」を選択する
  3. コントロールパネル:「プログラムのアンインストール」を選択
  4. 「Microsoft 365 Apps」を選択>右クリック>変更をクリックする
  5. Microsoft365 app の変更
  6. クイック修復またはオンライン修復を選択し、「修復」を選択する
  7. Outlook:クイック修復またはオンライン修復

順番としては、クイック修復を試してもらって、改善しなかったらオンライン修復を試してみてください。

まとめ

本記事「【Teams】チャットでファイルの共有(添付)ができないときの対処方法」はいかがでしたか。

ここで紹介している対処方法を実行して、ファイル共有の問題を解決してください。もしすぐにファイルを相手と共有する必要がある場合は、代替手段としてOneDriveやSharePointを利用することを検討してください。

Teamsには数多くの機能が備わっています。以下記事では仕事に役立つTeamsの機能をたくさん紹介しています。ぜひ仕事に役立つ機能を探してみてください。