【Outlook】過去のメールが見れない:消えた過去のメールを見る方法
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本記事ではMicrosoftのOutlookにおける、過去のメールが見れない(消えた)ときの対処方法について詳しく解説していきます。
業務でメールを使用していると、メール作成の参考や顧客との対応履歴の確認で過去のメールを参照する機会が多いです。
Outlookでは過去のメールが見れない・消えたといった問題が発生することがあります。特に1年以上前のメールが受信トレイから消えたという問題が発生することが多いです。
以前までは表示されていたメールが受信トレイやフォルダからなくなるこの問題は、Outlookの設定で別の場所に移動している、表示されていないケースがほとんどです。
Outlookで過去のメールが消える問題はExchangeキャッシュモードやデータファイル(OSTファイル)、オンラインアーカイブなどOutlookにかかせないワードが深く関係しています
本記事を通して、Outlookで消えた過去のメールを見る方法について理解を深めてください。
Microsoft 365とはMicrosoft社が提供しているOfficeアプリケーション(Outlook、Word、Excel、PowerPointなど)やサービスを利用できるサブスクリプション(月額課金制)のクラウドサービスです
2026.01.13 記事を追記・修正いたしました
Outlook:過去のメールが見れない・消えた問題とは
私は社内SE(システムエンジニア)をしており、日々パソコンやアプリケーションに関するさまざまな問い合わせに対応しています。
社内ではMicrosoftのOutlookを利用しており、次のような受信したメールに関する問い合わせを受けることがあります。
- 過去に受信したメールが一部消えている
- 1年ほど前の過去のメールが受信トレイからなくなっている
Outlookでは過去に受信したメールが受信トレイやフォルダから消える問題が発生することがあります。特に多い問い合わせが、1年以上前のメールが受信トレイからなくなっているという内容です。
Outlookでは過去のメールが消える原因について次項より解説します。
受信メールをmsgファイルとして保存
Outlookではメールのバックアップや共有用として受信メールをmsgファイルとして保存することができます。万が一Outlook上でメールが削除されても、msgファイルとして保存していれば回復させることができます。
msgファイルには詳細な情報(メタデータなど)を含むため、元のメールと全く同じ情報を保持できる特徴があります。
業務ではさまざまな用途で利用できるため、Outlookを利用している方は知っておくべき知識の一つです。受信メールをmsgファイルとして保存する方法について詳しくは以下記事をご参照ください。
過去のメールが受信トレイから消えた原因
Outlookで過去のメールが消えた原因としては以下が考えられます。
- パソコンの保存期間が過ぎている
- アーカイブポリシーにより移動または削除されている
- 誤って別の場所に移動している
- 誤って削除している
上記それぞれの原因について詳しく解説していきます。
メールのパソコンへの保存期間が過ぎている場合の対処法
パソコンの保存期間が過ぎているとは
Microsoft 365のOutlookにはExchangeキャッシュモードという仕組みが備わっています。
Exchangeキャッシュモードとは送受信したメールデータをパソコンのローカルに保存して、メールへのアクセスを早くし、オフラインでも閲覧できるようにする機能です
Exchangeキャッシュモードでは受信メールをパソコンにキャッシュする期間を指定し、その期間だけメールデータをパソコンに保存します。
つまり指定した期間より古いメールはパソコンには保持されず、Outlookアプリ上から消えてしまうということです。
Exchangeキャッシュモードのデフォルトの保存期間は1年です
Exchangeキャッシュモードが有効の場合、受信・送信したメールはデータファイルという拡張子がostのファイルに保存されます。
消えた過去メールを見つける方法
Echangeキャッシュモードで指定した期間より古いメールは、パソコンのデスクトップ版Outlookアプリでは表示されません。しかしこれは過去のメールが消えたわけではありません。
指定期間より古いメールはOutlookのサーバー上に保存されている可能性が高いです。
サーバー上のメールはWeb版Outlookにアクセスして確認することができます。まずはWeb版Outlookにアクセスして、探している過去のメールがあるかご確認ください。
メールの保存期間の変更
デフォルトではメールの保存期間は1年に設定されているため、1年以上前の過去のメールは受信トレイから消えます。Exchangeキャッシュモードの保存期間は3年から3日までの間で変更できます。
保存期間を長くするとパソコンのディスク容量を圧迫する危険性があります。メールの容量を確認しながら保存期間を変更しましょう
メールの保存期間の変更方法は以下の通りです。
- Outlookを起動し、画面左上にある「ファイル」タブをクリックする
- アカウント情報から「アカウント設定」>「アカウント名と同期の設定」を選択する
- Exchangeアカウント設定画面の「過去のメールをダウンロード」にあるスライダーを操作して保存期間を指定する
- 「次へ」をクリックし、正常更新を確認して「完了」をクリックする
上記の流れで保存期間を変更したら、Outlookを再起動することで設定が反映されます。
アーカイブポリシーにより移動されている場合の対処法
アーカイブポリシーにより移動されているとは
Microsoft 365(Exchangeサーバー)ではOutlookのアーカイブポリシーを設定することができます。アーカイブポリシーとは過去のメールをオンラインアーカイブに自動で移動する仕組みです。
たとえば「1年を過ぎたメールはオンラインアーカイブへ移動」というポリシーを設定していることが多いです。
アーカイブポリシーはMicrosoft 365の管理者が設定します
オンラインアーカイブは管理者が有効にしている必要があります。有効になっている場合は次図のようにオンラインアーカイブが左側のメニューに表示されます。
受信トレイやフォルダから消えた過去のメールはオンラインアーカイブから探してみてください。オンラインアーカイブについて詳しくは以下記事をご参照ください。
オンラインアーカイブから過去メールの検索
通常のメール検索ではデータファイル(OSTファイル)内のメールからしか検索を行いません。
オンラインアーカイブを含めて過去のメールを検索する場合は、検索時に探す場所を「すべてのメールボックス」または「すべてのOutlookアイテム」を指定してください。
この検索を行う場合はインターネットに接続されている必要があります。
誤って別の場所に移動している場合の対処法
探している過去のメールは削除されたのではなく、実際は誤って別の場所に移動してしまったということがあります。
主にパソコンでは誤ってドラッグ&ドロップで移動してしまうケースや、スマートフォンではスワイプで別フォルダーに移動してしまうケースが多いです。
別のフォルダーに移動しているだけであれば、Outlookの検索機能で見つけることができます。
Outlookのメール検索について詳しくは以下記事をご参照ください。
誤って削除している場合の対処法
メールがどこかに消えたのではなく、誤ってメールを削除した可能性もあります。
単に誤って削除しただけであれば、「削除済みアイテム」フォルダーに格納されていることが考えられます。
そのためまずは「削除済みアイテム」フォルダーを開いて確認してください。もしなければ管理者に連絡して取得できないか聞いてみましょう。
Outlookで誤って削除したメールの復元について詳しくは以下記事をご参照ください。
まとめ
本記事「【Outlook】過去のメールが見れない:消えた過去のメールを見る方法」はいかがでしたか。
ここでは以下の項目について解説してきました。
- Outlookで過去のメールが消えた問題について
- 過去のメールが消えた原因
- パソコンの保存期間が過ぎている場合の対処法
- アーカイブポリシーにより移動されている場合の対処法
- 誤って別の場所に移動している場合の対処法
- 誤って削除した場合の対処法
オンラインアーカイブの利用やメールの保存期間を変更して、過去のメールをうまく管理していってください。
Outlookには様々な機能が備わっており、さらに毎月新たな機能が追加されています。以下記事では仕事で役に立つ機能をたくさん紹介しています。ぜひご覧いただき、仕事に使えるOutlookの機能を見つけてください。







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