【Outlook】カレンダーを共有する方法:共有用の予定表作成と共有依頼

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【Outlook】カレンダーを共有する方法:共有用の予定表作成と共有依頼

記事ではMicrosoftのOutlookにおける、カレンダー予定表)を共有する方法(共有用の予定表作成と共有依頼)について解説していきます。

Outlookのカレンダー機能を使ってスケジュールの管理をしているビジネスパーソンは多いです。通常カレンダーは個人用の予定管理で利用されることが多いですが、カレンダーで管理している予定表を他のユーザーと共有して、メンバー間でスケジュールを公開・管理することもできます。

共有するユーザー毎に権限を設定が可能であり、「閲覧のみ」や「編集可能」と細かく設定できます。

POINT

予定表を共有することで空き時間が一目でわかるようになり、会議や打ち合わせの調整が簡単になります

本記事を通して、Outlookで予定表を共有する方法(「予定表の作成」と「共有依頼」)について理解を深めてください。

ここではMicrosoft 365による最新のOutlookを使用しています。また新しいOutlook(Outlook new)および従来のOutlook(Outlook classic)それぞれの方法を解説しています。

Microsoft用語の確認

Microsoft 365とはMicrosoft社が提供しているOfficeアプリケーション(Outlook、Word、Excel、PowerPointなど)やサービスを利用できるサブスクリプション(月額課金制)のクラウドサービスです

2026.02.18 記事の追記・編集を行いました

Outlook|カレンダー(予定表)の共有

カレンダー(予定表)とは

Outlookには個人のスケジュールや会議、出張などを管理できる機能としてカレンダー(予定表)が備わっています。

カレンダー機能はOutlook画面上のカレンダーアイコンをクリックすることで表示できます。

Outlook:カレンダー機能

Outlookの予定表には仕事で便利なさまざまな機能が備わっています。主な機能として次のようなものがあります。

予定表の機能
  • スケジュール登録
  • リマインダー
  • 予定表の共有
  • 予定のリピート
  • Teams会議の作成と参加
  • 複数の予定表の作成
  • 他の人の予定や空き時間の確認

本記事ではこれら機能のうち、「予定表の共有」について詳しく解説していきます。

他人の予定を見る方法

Outlookでは他人の予定(部下や上司、チームメンバーなど)を自分のOutlook上に表示して確認できる機能があります。

他人の予定が見れることによって会議の日程調整やチームメンバーの状況把握などがスムーズに行えます。

ここでの「他人の予定表」とは、Microsoft 365やExchangeを利用している同じ会社のスタッフの予定表です。基本的に社外の人の予定表を見ることはできないです。

Outlookで他人の予定を見る方法について詳しくは以下記事をご参照ください。

カレンダー(予定表)の共有とは

Outlookのカレンダー機能では予定表にスケジュールを登録していきます。予定表は複数作成することができ、仕事用の予定表、プライベート用の予定表、プロジェクトA用の予定表といった具合に複数作成して予定を分けて使うことができます。

Outlook:予定表を複数作成する

そしてOutlookに備わっている予定表の共有機能により、自分の予定表を他の人に見せたり、編集できるようにすることができます。

POINT

予定表を共有することで、共有されたユーザーは予定の閲覧や追加・編集が可能になります。

予定表の共有はMicrosoft365(Exchange Online)を使用している環境であれば標準で利用できます。

また予定表の共有で注意すべき点が、初めから作成されている既定の「予定表」は、社内ユーザー全員に共有されている状態です。

設定されているアクセス権によって公開する範囲が異なりますが、デフォルトでは「空き時間」や「予定あり」といった文言で予定の有無を相手に知らせます。

初めから存在する既定の予定表(社内で公開されるカレンダー)について詳しくは以下記事をご参照ください。

共有するメリット

仕事において予定表の共有は、チーム(部署)やプロジェクトメンバー内で行うことが多いです。予定表を共有することで以下のメリットがあります。

予定表を共有するメリット
  • チーム内の予定調整:チームメンバーの予定を把握できるため、予定が被らないように会議や仕事の割り当てが可能になります
  • メンバーの時間管理:タスクが多い人、少ない人を把握でき、また時間に余裕があるメンバーに仕事を割り振るなどができます
  • 透明性:誰がどういったタスクを行っているかが把握できます

上記は予定を共有することで受けられるメリットのほんの一部ですが、これだけでも予定表を共有することがいかに重要かがわかるかと思います。効率的に仕事を行う上で、チーム間で予定を共有するようにしましょう。

予定表を共有する流れ

Outlookで予定表を共有する流れとしては以下のようになります。

  1. 共有用の予定表を新規で作成する
  2. 作成した予定表を共有する

最初から存在する既定の予定表は基本的に個人の予定表として利用することがおすすめです。

部署内やプロジェクトで共有する予定表は新規で作成し、それを共有するのが一般的な流れとなります。

詳しい方法については事項より解説していきます。

新規でカレンダー(予定表)を作成する方法

新しいOutlookで予定表を作成

新しいOutlook(Outlook new)とは2023年頃から提供が開始したOutlookの新しいクラウドベースのメールソフトです。新しいOutlookの正式名称は「Outlook for Windows (new)」です。

新しいOutlookと従来のOutlookではインターフェースが大きく異なるため、予定表を作成する方法を含め、さまざまな操作が異なります。

新しいOutlookで予定表を作成する方法は以下の通りです。

  1. 画面左側から「予定表」をクリックする
  2. Outlook|「予定表」をクリック
  3. 表示された予定表画面のカレンダーの下にある「予定表を追加」をクリックする
  4. Outlook|「予定表を追加」をクリック
  5. 画面左側のメニューから「空白の予定表を作成する」を選択する
  6. Outlook|「空白の予定表を作成する」を選択
  7. 画面右側の[空白の予定表を作成する]で「予定表の名前」およびそのほかオプションを指定したら「保存」ボタンをクリックする
  8. Outlook|空白の予定表の新規作成

従来のOutlook(Outlook classic)で予定表を作成

従来のOutlook(Outlook classic)で共有用の予定表を作成する方法は以下の通りです。

  1. Outlookのカレンダーアイコンをクリックする
  2. Outlook:Outlookのカレンダーアイコンをクリックする
  3. ホームタブ内の「予定表の追加」をクリックし、表示されたメニューから「新しい空白の予定表を作成」を選択する
  4. Outlook:「新しい空白の予定表を作成」を選択する
  5. 予定表の名前を入力して「OK」をクリック
  6. Outlook:予定表の名前を入力して「OK」をクリック

上記の流れで新しい予定表(ここでは「プロジェクトA」)が作成されます。

Outlook:新しい予定表が作成される

カレンダー(予定表)の共有方法

共有用の予定表を作成したら、次にその予定表を対象ユーザーに共有します。以下の流れで操作を行います。

  1. 予定表を対象ユーザーに共有する
  2. 予定表を共有されたユーザー側で承諾を行う

上記それぞれの操作方法について次項より解説していきます。

予定表を共有する方法

新しいOutlookで予定表を共有する

新しいOutlookで予定表を共有する方法は以下の通りです。

  1. ホームタブ内のリボンにある「予定表の共有」をクリックし、表示された予定表一覧から共有したい予定表を選択する
  2. Outlook|予定表一覧から共有したい予定表を選択
  3. 表示された[共有とアクセス許可]画面で共有したいユーザーを検索する
  4. Outlook|
  5. ユーザーを追加したら権限を指定して「共有」ボタンをクリックする
  6. Outlook|

従来のOutlookで予定表を共有する

従来のOutlook(Outlook classic)では以下の流れで予定表を共有します。

  1. ホームタブ内の「予定表の共有」をクリックし、表示された予定表一覧から共有したい予定表を選択する
  2. Outlook:予定表一覧から共有したい予定表を選択する
  3. 表示された画面から「追加」をクリックする
  4. Outlook:表示された画面から「追加」をクリックする
  5. 共有したいユーザーを検索および選択する
  6. Outlook:共有したいユーザーを検索および選択する
  7. 追加したユーザーのアクセス権を設定して「OK」をクリックする
  8. Outlook:追加したユーザーのアクセス権を設定して「OK」をクリックする

共有したユーザーにも予定表の編集を可能にしたい場合は「編集が可能」を選択するようにしてください。

上記の流れで指定したユーザーと予定表の共有が可能になり、共有されたユーザーには共有された旨を知らせるメールが送信されます。

予定表を共有されたユーザー側の操作

予定表を共有されたユーザーには「予定表共有のお知らせ」というメールが受信されます。

Outlook:予定表共有のお知らせメール

メールを受け取ったユーザーはメールを開き、「承諾」をクリックします。

Outlook:承諾をクリックする

カレンダーを開くと「共有の予定表」内に共有された予定表が追加されます。チェックを入れることで予定表が開くので、予定の確認や追加ができます。

共有された予定表で予定ありと表示される場合

ここまでの操作で予定表を共有することができましたが、共有されたユーザー側で予定表を閲覧すると「予定あり」としか表示されないことがあります。

Outlook:予定表で予定ありと表示

この現象の原因はユーザーのアクセス権です。アクセス権が「自分の空き時間情報の表示が可能」の場合に「予定あり」や「空き時間」が表示され、他ユーザーからは詳細が見られないようになっています。

POINT

「自分の空き時間情報の表示が可能」という権限は単にそのユーザーに予定が入っているのかそうでないかのみがわかるという設定です。

予定表のアクセス権で選択できる権限レベルは以下の通りです。

アクセス権 説明
自分の空き時間情報の表示が可能 予定ありや空き時間が表示される(詳細は見られない)
タイトルと場所の表示が可能 予定のタイトルや会議場所が表示される
すべての詳細を表示可能 タイトルや説明文、出席者などが表示される
編集が可能 予定を追加・編集できる

予定表を共有する際は、上記の表を参考にして適切な権限を選択するようにしてください。

共有された予定表で予定ありとしか表示されない問題について詳しくは以下記事でも解説しています。

まとめ

本記事「【Outlook】カレンダーを共有する方法:共有用の予定表作成と共有依頼」はいかがでしたか。

ここでは以下の項目について解説してきました。

  • Outlookでのカレンダーについて
  • カレンダーの共有機能について
  • 予定表を新規で作成する方法
  • 予定表を共有する方法
  • 共有された予定表で予定ありとしか表示されない場合の対処法

Outlookのカレンダー共有機能は業務効率を飛躍的に向上させる、大変便利な機能です。ぜひカレンダーの共有を利用して効率的にチーム間でプロジェクトを進めるようにしましょう。

Outlookにはその他にも便利な機能が備わっています。以下記事では仕事に役立つ機能をご紹介しています。ぜひ読んでいただき、まだ使ったことがない仕事に役立つ機能を探してみてください。