【Outlook】誤って削除したメールの復元方法

削除済みアイテムからメールを復元

Outlookでは削除操作をされたメールをすぐに削除することはせず、「削除済みアイテム」フォルダーに移動しています。

つまり誤って削除したメールは「削除済みアイテム」フォルダーに格納されているのでここから元に戻すことができます。「削除済みアイテム」は次図のようにフォルダーウィンドウにあります。

「削除済みアイテム」から削除したメールを復元する方法は以下の通りです。

1. 削除済みアイテムを開く

2. 表示されたメール一覧から復元したいメールを右クリックする
3. 表示されたメニューから「移動」＜「その他のフォルダー」を選択する

4. 表示された「アイテムの移動」画面から復元先のフォルダーを選択して「OK」をクリックする

上記の流れで削除したメールを復元することができます。また別の方法として、復元したいメールを復元先のフォルダーにドラッグアンドドロップすることでも復元することができます。

注意点

メールを「Shift + Delete」で完全削除した場合は本機能でそのメールを復元することはできません

サーバーからメールを復元

もし復元したいメールが削除済みアイテムになければ「削除済みアイテムをサーバーから復元」を実行して確認してみましょう。

サーバーから復元を利用することで、削除済みアイテムから削除されたメールでも復元することが可能です。

「削除済みアイテムをサーバーから復元」からメールを復元する方法は以下の通りです。

1. 削除済みアイテムを開く

2. ホームタブに表示されている「削除済みアイテムをサーバーから復元」をクリックする

3. 表示された「削除済みアイテムを復元」画面から復元したいメールを選択する
4. 「選択されたアイテムを復元」にチェックを行い、「OK」をクリックする

上記の操作でサーバーからメールを復元することができます。「削除済みアイテムを復元」画面は削除済みアイテムで表示されている「このフォルダーから最近削除されたアイテムを復元します」をクリックしても表示されます。

バックアップファイルからメールを復元

メールのバックアップから削除したメールを復元することもできます。この方法は対象のメールを受信しているバックアップデータがあることが前提です。

メールのバックアップはメールデータを紛失などから安全に管理する方法の一つです。もし定期的にバックアップを取得しているのであれば、そこからメールを復元することができます。

Outlookのバックアップファイルの取得や復元について詳しくは以下記事をご参照ください。

【Outlook】メールをバックアップする方法：開き方や復元方法

管理者に連絡する

これまでの方法でもメールが見つからない場合は、サーバーの管理者（Microsoft 365の管理者）に連絡しましょう。

管理者であれば過去に受信したメールをサーバーを通して取得することができます。最終手段として利用してください。