【OneDrive】外部ユーザーからファイルを受け取る方法|「ファイルの要求」の使い方

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この記事でわかること

OneDriveの「ファイルの要求」を使って、外部ユーザーからファイルを受け取る方法がわかります。ファイル要求リンクの作成から、相手側のアップロード手順、受け取ったファイルの確認、ファイルの要求を停止する方法などについて理解できます。

【OneDrive】外部からファイルをアップロードしてもらう:「ファイルを要求する」

記事ではOneDrive for Business(以降OneDrive)における、外部ユーザーからファイル受け取る方法(アップロードしてもらう方法)について解説していきます。

メールには添付できるファイルサイズに上限があるため、容量の大きな写真や動画、複数の資料などを送受信できないことがあります。

そのような場合に便利なのが、OneDriveの「ファイルの要求」です。専用リンクを相手に送るだけで、指定したOneDriveのフォルダーへファイルを直接アップロードしてもらえます。

POINT

リンクを受け取った相手は、Microsoftアカウントを持っていなくてもファイルを送信でき、また相手からはフォルダー内のファイルが見えないため、複数人からのファイル収集にも適しています。

本記事を通して、OneDriveで利用できる「ファイルの要求」について理解を深めてください。

ここではMicrsoft 365による最新のOneDriveを使用しています。

Microsoft用語の確認

Microsoft 365とはMicrosoft社が提供しているOfficeアプリケーション(Outlook、Word、Excel、PowerPointなど)やサービスを利用できるサブスクリプション(月額課金制)のクラウドサービスです

2026.08.27 記事の追記・編集を行いました

OneDriveの「ファイルの要求」とは

OneDriveとはMicrosoftが提供している大容量のクラウドストレージサービスです。

OneDriveには業務に役立つさまざまな機能が備わっており、その一つに「ファイルの要求」機能があります。

OneDriveの「ファイルの要求」とは、専用のアップロードリンクを相手に送り、指定したフォルダーへファイルをアップロードしてもらう機能です。

リンクを受け取った人は、Microsoftアカウントを持っていなくてもファイルをアップロードでき、アップロード先フォルダーの中身や、ほかの人が送信したファイルは閲覧できません。

ファイルの閲覧・編集を許可する通常の共有機能とは異なり、ファイルを安全に受け取ることを目的とした機能です。

POINT

OneDrvieのファイルの要求機能は、取引先から資料を受け取る場合や複数の人から写真・申請書などを集める場合に役立ちます。

OneDriveのファイルの要求機能の特徴は以下の通りです。

OneDriveのファイルの要求機能の特徴
  • 外部ユーザーにファイルアップロード用の専用リンクを送付できる
  • リンクを受け取った外部ユーザーはリンクを通してファイルをアップロードできる
  • 外部ユーザーはアップロード先フォルダーの中身は閲覧できない
  • Microsoftアカウントを持っていない人も利用できる

OneDriveで外部ユーザーにファイルを要求する方法

OneDriveの「ファイルの要求」を利用するには、ファイルの保存先となるフォルダーを選択し、アップロード用のリンクを作成します。作成したリンクを外部ユーザーに送ることで、指定したフォルダーへファイルをアップロードしてもらえます。

ファイル要求機能を使ったファイルをアップロードしてもらう流れは次の通りです。

  1. アップロード用フォルダからリンクを作成
  2. リンクを社外の人に送る
  3. リンクからファイルをアップロードしてもらう
  4. アップロードされたファイルを確認する

上記の方法について詳しく解説していきます。

ファイルのアップロード用フォルダとリンクの作成

「ファイル要求」機能を利用するために、始めにアップロード用のフォルダを作成します。ここではUploadフォルダ内にアップロード用の「ファイル要求」というフォルダを作成しました。

OneDrive:フォルダの作成

次にフォルダを選択して、画面上部にある「ファイルを要求する」をクリックします。

「ファイルを要求する」をクリック

要求するファイルについて入力する画面が表示されますので、そこにアップロードしてほしいファイルについて記入し、「次へ」を選択します。

OneDrive:アップロードしてほしいファイルについて記入

次に次図のような「ファイル要求の送信」画面が表示されます。

OneDrive:ファイル要求の送信

ここでは以下どちらかの方法でリンクを外部の方へ送ります。

  • リンクをコピーして、リンクを伝える
  • メールアドレスを入力して、OneDriveから送信されるメールからリンクを伝える

アップロード用のリンクを伝える場合は、「リンクのコピー」をクリックし、メールやチャットなどに貼り付けて相手へ送信してください。

メールでリンクを伝える場合は、相手のメールアドレスを入力してOneDriveからファイル要求の案内を送信してください。

上記どちらかの方法でリンクを外部の方へ伝えたら、外部の方はリンクから対象フォルダに移動し、ファイルをアップロードすることができます。

リンクを受け取った人のファイルアップロード方法

OneDriveからメールを送信した場合、以下のようなメールを受信者は受け取ります。

OneDrive:アップロード先リンクメール

受信者は「ファイルのアップロード」をクリックすることで、ファイルアップロードページへ移動します。リンクを受け取った方も、リンクから同様のページへ移動します。

OneDrive:ファイルアップロードページ

「ファイルの選択」からアップロードするファイルを選択し、アップロードする方の名前を入力します(OneDriveのアカウントでログインしている方は、名前が入力された状態になります)。「その他のファイルを追加」を選ぶことで一度に複数のファイルをアップロードすることができます。

OneDrive:アップロードする方の名前を入力

最後に「アップロード」を押すことでアップロードの完了です。

OneDrive:アップロードの完了

アップロードされたファイルを確認する

外部ユーザーがファイルをアップロードすると、ファイル要求を作成したユーザーに通知メールが届きます。通知メールにはアップロードされたファイルへのリンクが記載されているため、リンクをクリックして内容を確認できます。

OneDrive:ファイルがアップロードされた通知メール

OneDriveからアクセスして確認する場合は、ファイル要求の作成時に指定したフォルダーを開いてください。外部ユーザーがアップロードしたファイルは、このフォルダー内に自動的に保存されています。

POINT

アップロードされたファイルの名前には、ファイルを送信した人が入力した氏名が追加されます。複数のユーザーからファイルを集める場合でも、誰がアップロードしたファイルなのかを判別しやすくなっています。

ファイルの要求を停止する方法

必要なファイルをすべて受け取ったら、ファイル要求のリンクを削除して、外部ユーザーからのアップロードを停止しましょう。リンクを削除すると、それまで相手に送っていたURLは使用できなくなります。

ファイルの要求を停止する手順は次のとおりです。

  1. ブラウザーからOneDriveを開く
  2. ファイル要求を設定したフォルダーの右側にある「…」をクリックし、表示されたメニューから「アクセス許可の管理」を選択する
  3. OneDrive:アクセス許可の管理
  4. 表示された画面で「リンク」タブをクリックし、ファイル要求に使用しているリンクのゴミ箱アイコンをクリックする
  5. OneDrive:リンクの削除
  6. 表示される[リンクを削除しますか?]で「削除」ボタンをクリックする
  7. OneDrive:リンクの削除の確認

上記の操作でファイル要求のリンクは削除され、ファイルの要求は停止されます。

リンクを削除しても、すでにアップロードされているファイルや保存先のフォルダーは削除されません。受け取ったファイルは、引き続きOneDrive上で確認できます。

POINT

提出期限が過ぎた場合や必要なファイルがすべて集まった場合は、第三者による不要なアップロードを防ぐため、ファイル要求のリンクを削除しておくことをおすすめです。

ファイルの要求が役立つ場面

メールには添付できるファイルサイズに上限があるため、容量の大きな写真や動画、複数の資料などをメールで受け取れない場合があります。そのようなときに便利なのが、OneDriveの「ファイルの要求」です。

メールでファイル添付できるサイズの制限は以下の通りです。

種類(プロバイダ) 最大サイズ
OUTLOOK(Web版) 20MB
Gmail 25MB
Yahoo! 25MB

専用のアップロードリンクを相手に送ることで、メールにファイルを添付せず、指定したOneDriveフォルダーへ直接アップロードしてもらえます。

POINT

アップロード先フォルダーの中身は相手に公開されないため、社外の取引先や複数のユーザーからファイルを集める場合にも適しています。

OneDriveのファイルの要求の主な利用場面として、次のようなケースが挙げられます。

  • 取引先から見積書や請求書、契約書などを受け取る
  • 顧客や応募者から申込書、履歴書、必要書類などを提出してもらう
  • 複数のユーザーから写真や動画、資料などを集める
  • メールに添付できない容量の大きなファイルを受け取る
  • イベントやプロジェクトの提出物を一つのフォルダーへまとめる

このOneDriveを利用したファイルのアップロードは、相手がOneDriveやMicrosoftのアカウントを持っていなくても行うことができます。

自分で持っているファイルを相手に共有したい場合はOneDriveの「ファイル共有」機能を利用します。詳しくは以下記事をご参照ください。

OneDriveで外部からファイルを受け取る際の注意点

OneDriveの「ファイルの要求」は、外部ユーザーからファイルを手軽に受け取れる便利な機能です。一方で、要求リンクの取り扱いやOneDriveの保存容量など、利用前に確認しておきたい点があります。

OneDriveでファイルの要求を利用する際の注意点は以下の4点です。

ファイルの要求を利用する際の注意点
  • 要求リンクを知っている人はファイルをアップロードできる
  • 不要になった要求リンクは削除する
  • 機密情報の受け取りは社内ルールを確認する
  • 保存容量とアップロード可能なファイルサイズを確認する

要求リンクを知っている人はファイルをアップロードできる

ファイル要求のリンクには、通常、Microsoftアカウントによるサインインは必要ありません。そのため、リンクを受け取った本人だけでなく、リンクを入手した第三者もファイルをアップロードできるので注意が必要です。

リンクを知っている人がアップロード先フォルダーの中身を閲覧したり、保存されているファイルを編集・削除したりすることはできません。ただし、意図しないファイルをアップロードされるリスクはあるため、要求リンクをWebサイトやSNSなどの不特定多数が閲覧できる場所には掲載しないようにしましょう。

不要になった要求リンクは削除する

必要なファイルをすべて受け取った後も要求リンクを残していると、そのリンクから引き続きファイルをアップロードできてしまいます。

提出期限が過ぎた場合やファイルの収集が完了した場合は、「アクセス許可の管理」から要求リンクを削除しましょう。リンクを削除しても、すでにアップロードされているファイルや保存先のフォルダーは削除されません。

機密情報の受け取りは社内ルールを確認する

個人情報や契約書、顧客情報などの機密情報を受け取る場合は、OneDriveの「ファイルの要求」を利用してよいか事前に社内のセキュリティポリシーを確認してください。

組織によっては、機密情報の保存場所や外部ユーザーとのファイル受け渡し方法が定められている場合があります。また、アップロードされたファイルを開く前に、送信者とファイル名を確認し、必要に応じてウイルスチェックを実施することも大切です。

保存容量とアップロード可能なファイルサイズを確認する

ファイル要求で受け取ったデータは、自分のOneDriveに保存されるため、空き容量が不足しているとアップロードできない場合があります。

容量の大きなファイルや、多数のユーザーからファイルを集める場合は、事前にOneDriveの空き容量を確認しておきましょう。

ファイルのアップロードに失敗する場合は、ファイルサイズだけでなく、OneDriveの空き容量、ファイル名、保存先までのパスの長さ、組織で禁止されているファイル形式に該当していないかも確認してください。

まとめ

本記事「【OneDrive】外部ユーザーからファイルを受け取る方法|「ファイルの要求」の使い方」はいかがでしたか。

ここでは以下の項目について解説してきました。

  • OneDriveのファイルの要求について
  • OneDriveで外部ユーザーからファイルを受け取る方法
  • ファイルの要求を停止する方法
  • ファイルの要求が役立つシーン
  • ファイルの要求を利用する上で注意する点

OneDriveを利用することで、大きなサイズのファイルのやりとり(ファイルの共有、ファイルのアップロード要求)はすべて可能になります。

OneDrive for Businessを使っている方は、ぜひ仕事でこれらの機能を利用してみてください。

よくある質問(FAQ)

Microsoftアカウントを持っていない人もファイルをアップロードできますか?

はい、ファイル要求のリンクを受け取った相手は、Microsoftアカウントを持っていなくてもファイルをアップロードできます。

アップロード時には氏名の入力を求められますが、入力された氏名が本人のものであるかは確認されません。重要なファイルを受け取る場合は、必要に応じて別の方法で送信者を確認しましょう。

ファイルをアップロードした人はフォルダーの中身を閲覧できますか?

いいえ、ファイルをアップロードした人でも、OneDriveの保存先フォルダーの中身を閲覧することはできません。

ほかのユーザーが送信したファイルの閲覧・編集・削除もできないため、複数の相手からファイルを集める場合に適しています。

複数のファイルをまとめてアップロードできますか?

はい、複数のファイルを選択してまとめてアップロードできます。写真や資料などを一度に提出してもらえるため、メールへ個別に添付するより効率的です。

ただファイル数や容量が多い場合は、アップロードの完了まで時間がかかることがあります。

誰がファイルをアップロードしたか確認できますか?

アップロードされたファイルには、送信者が入力した氏名がファイル名に追加されるため、誰が送信したファイルなのかを判別できます。また、ファイルがアップロードされると、ファイル要求を作成したユーザーに通知メールが届きます。

ただし、Microsoftアカウントにサインインしていないユーザーが入力した氏名は、本人確認された情報ではないため注意が必要です。

アップロードできるファイルサイズに上限はありますか?

OneDriveにアップロードできる個々のファイルサイズの上限は、現在250GBです。ただし、OneDriveの空き容量が不足している場合や、組織の設定でファイルの種類が制限されている場合はアップロードできません。

容量の大きなファイルを受け取る予定がある場合は、事前にOneDriveの空き容量を確認しておきましょう。

ファイルがアップロードされたら通知されますか?

はい、相手がファイルをアップロードすると、ファイル要求を作成したユーザーに通知メールが届きます。

通知メールに記載されたリンク、またはOneDriveの保存先フォルダーから、アップロードされたファイルを確認できます。

一度作成したファイル要求リンクはいつまで使用できますか?

ファイル要求リンクを削除するまで、基本的には同じリンクからファイルをアップロードできます。必要なファイルをすべて受け取った後や提出期限を過ぎた後は、「アクセス許可の管理」からリンクを削除してください。

リンクを削除しても、すでにアップロードされたファイルや保存先フォルダーは削除されません。

この記事の執筆者

Kくん

運営者Kくん

社内SEとして10年以上にわたり、Microsoft 365(Outlook、Teams、Excel、Wordなど)の運用・サポートをはじめ、Windowsパソコン、ネットワーク、アプリ開発などITインフラ管理に携わっています。日々の業務で培った知識と経験をもとに、ITに関する情報を発信しています。

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