【Windows10】スクリーンショットができないときの対処方法

2023.03.14 /

【Windows10】スクリーンショットができないときの対処方法

記事ではWindows10における、スクリーンショットできないときの対処方法について解説していきます。

現在の画面を共有したい場面やメモとして画面を残しておきたい場面などでスクリーンショットは利用されます。仕事でスクリーンショットを活用している人は多いです。

しかしなぜかスクリーンショットができなくなってしまう問題が突然発生することがあります。

本記事を通して、スクリーンショットができない問題を改善してみてください。

スクリーンショットとは

スクリーンショットとは現在の表示している画面状態を撮影し、画像として保存するWindowsに最初から備わっている機能です。

スクリーンショットは「プリントスクリーン」や「スクショ」とも呼ばれます。

Windows10では以下のショートカットキーでスクリーンショットを撮ることができます。

Windows10のスクリーンショットのショートカットキー
  • 「PrintScreenキー」(PrtScキー)を押下する
  • 「Windowsキー」+「PrintScreenキー」を同時に押下する
  • 「Altキー」+「PrintScreenキー」を押下する
  • 「Windowsキー」+「Shiftキー」+「Sキー」を同時に押下する

Windows10におけるスクリーンショットを取る方法について詳しくは以下記事をご参照ください。

スクリーンショットではブラウザで表示する縦に長いWebページ全体を撮ることはできません。Webページ全体のスクリーンショット(画面キャプチャー)を撮りたい場合は以下記事で紹介している方法を使ってください。

Windows10:スクリーンショットができないときの対処方法

Windows10でスクリーンショットができないときの対処方法は以下の通りです。

  • 使用しているショートカットキーを確認
  • キーボードのキーを確認
  • パソコンの再起動
  • スクリーンキーボードを利用してみる
  • キーボードの交換
  • 他のアプリケーションにより異なる動作をしている

それぞれの対処方法について次項より詳しく解説していきます。

使用しているショートカットキーを確認

スクリーンショットは使っているショートカットキーによって保存される場所が異なります。

例えば「PrintScreenキー」のみであればクリップボードに保存され、「Windowsキー」と「PrintScreenキー」を同時に押していれば所定のフォルダーに保存されます。

操作 保存先
PrintScreenキー クリップボード
Windowsキー + PrintScreenキー 所定のフォルダ
Altキー + PrintScreenキー クリップボード
Windowsキー + Shitキー + Sキー クリップボード

クリップボードに保存されるショートカットキーを使用しているならば、貼り付け(Ctrl + V)でスクリーンショットでとった画像を呼び出すことができます。

IT用語の確認

クリップボードとはテキストや画像などをコピーまたは貼り付けした際に一時的に保存される領域です

「クリップボードの履歴」機能を有効にしている場合は「Windowsキー」と「Vキー」を同時に押してクリップボードの履歴からスクリーンショットが取れているか確認できます。詳しくは以下記事をご参照ください。

「Windowsキー」と「PrintScreenキー」を同時に押しているならば所定のフォルダー(デフォルトの保存先はC:\Users\ユーザー名 \Pictures\Screenshots)を確認してください。

キーボードのキーを確認

そもそもキーボードに「PrintScreenキー」がないと言う方もいます。キーボードによってPrintScreenではなく、「PrtSc」となっている場合もあります。

またFnキーを押しながら出ないとプリントスクリーンができない場合もあるため、一度Fnキーを押しながらPrintScreenキーを押してみてください。

キーボードによっては「PrintScreenキー」や「PrtScキー」のようなプリントスクリーンを行うためのキー自体がないこともあります。その場合はキーボードのマニュアルを確認してPrintScreenの代用キーを探してみてください。

例えばSurface Proのキーボードであれば「Windowsキー」+「Fnキー」+「Spaceキー」でスクリーンショットになり、タブレットであればWindowsボタンとボリュームの「-」ボタンを同時に押すことでスクリーンショットになります。

パソコンの再起動

ここまではスクリーンショットの保存先や方法について確認してきました。しかしまだスクリーンショットができていないということであれば、別の問題である可能性が高いです。

まずはパソコンを再起動していただき、現象が改善するか確認しましょう。パソコンの多くの問題はパソコンを再起動することで修復されることが多いです。

スクリーンキーボードを利用してみる

スクリーンキーボードを表示して、そこからプリントスクリーンができるか確認してみましょう。

キーボードで「Windowsキー」と「Ctrlキー」、「Oキー」を同時に押すとスクリーンキーボードが表示されます。

Windows:スクリーンキーボード

表示されたスクリーンキーボードで「PrtScn」を押してください。

Windows10:スクリーンキーボードでPrtScn

問題なくスクリーンショットが取れていれば、ハード的な問題である可能性が高いです。

キーボードの交換

キーボードが故障しているためプリントスクリーンができていない可能性もあります。

別のキーボードを接続してプリントスクリーンができるようになるか確認してみてください。

他のアプリケーションにより異なる動作をしている

パソコンにインストールされている他のアプリケーションによってPrintScreenキーの動作が変更されていることもあります。

私の会社では数台のパソコンにPrintScreenキーを押すと自動的に現在の画面を印刷するアプリを入れています。

そういったアプリケーションが動いていないか確認してみてください。もしわからなければ職場のIT担当者に確認してみましょう。

まとめ

本記事「【Windows10】スクリーンショットができないときの対処方法」はいかがでしたか。

無事スクリーンショットができるようになっていれば幸いです。もし本記事で紹介した方法を行ってもスクリーンショットがまだできない場合、職場でスクリーンショットを制限している可能性があります。

一度パソコンの管理者に問い合わせてみることをお勧めします。