【Teams】チャットメッセージで改行:Enterで改行と送信されないようにする方法
2022.06.16 /
本記事ではMicrosoftのTeamsにおける、チャットメッセージで改行をする方法について解説していきます。
Teamsでメッセージを書いている際に改行をしようと「Enter」キーを押してしまい、文の途中で送信してしまった経験は多くの方があると思います。
普段メールやWordなどで改行を入れるには「Enter」キーを押すため、Teamsでも普段通りに「Enter」を押しがちです。ですがTeamsでは「Enter」キーはメッセージの送信です。
ではTeamsで改行はどのようにして入れるのか?また「Enter」キーを押してもメッセージを送信されないようにはできないのか?
本記事を通してこれらの疑問にお答えしていきます。
Teams:チャットメッセージで改行を行う方法
Teamsのチャットメッセージで改行を行う方法は2つあります。
- 「Shift」+「Enter」の同時押し
- 書式モードに変更する
Teamsでは環境設定から「Enter」キーで送信ではなく改行に変更する、といった設定変更は現在のところ存在しません。そのため上記の方法で改行を行う必要があります。
上記の方法について次項より詳しく解説していきます。
「Shift」+「Enter」の同時押し
チャットメッセージで改行を行う方法の一つが「Shift」+「Enter」の同時押しです。
「Enter」キーを先に押すとメッセージ送信になってしまうので、必ず「Shift」キーを押しながら「Enter」キーを押すようにしましょう
この「Shift+Enter」はTeamsで利用できる、キーボードのショートカットキーです。Teamsで利用できるショートカットキーの一覧は以下の手順で確認できます。
- Teamsアプリを開く
- アイコンの左側にある「…」をクリック
- 「キーボードショートカット」をクリック
上記の流れに沿って操作すると次図のようなTeamsで利用できるキーボードショートカット一覧が表示されます。
この一覧を見て、まだ知らないご自身にあったショートカットキーを探してみてください。
書式モードに変更する
Teamsのチャットメッセージには「書式モード」という機能があります。
書式モードを有効にしている場合、メッセージ作成中に「Enter」キーを押しても送信されず、改行を入れることができます。
わざわざ「Shift+Enter」のショートカットキーを利用しなくても改行を入れられるようになるため、長文を作成する場合などで便利です。
書式モードを有効にするには、入力フォームの左下にある「鉛筆(書式)」アイコンをクリックします。
もしくは入力フォーム内でショートカットキーの「Ctrl + Shift + X」を同時に押すことで「書式モード」をONにできます。
これら方法で「書式モード」にすることで、Enterを押してもメッセージが送信されなくなります。メッセージを送信する場合は、右側にある送信ボタンを押します。
メッセージの作成途中で送信してしまった場合
どうしてもショートカットキーや書式モードの存在を知っていても、間違えてEnterを押してしまい、メッセージを作成途中で送信してしまうことはあります。
Teamsではそういった誤って送信したメッセージを編集・削除することができます。メッセージを編集・削除する方法は以下の通りです。
- 対象のメッセージをマウスオーバー(マウスを乗せる)する
- メニューが表示されるので「…」をクリック
- 表示されたメニューから「編集」または「削除」を選択
上記の方法で作成途中で送信してしまったメッセージを修正しましょう。
まとめ
本記事「【Teams】チャットメッセージで改行:Enterで改行と送信されないようにする方法」はいかがでしたか。
改行をすることで相手に読みやすいメッセージをかけるようになります。ぜひ改行を利用して、読みやすいメッセージを送信するように心がけましょう。