【Outlook】返信先の指定:別のメールアドレスに返信してもらう
2023.08.22 /
本記事ではMicrosoftのOutlookにおける、別のメールアドレスに返信してもらうことができる「返信先の指定」について解説していきます。
メールを送信したアドレスではなく、別のメールアドレスに返信してほしいことはありませんか?
私は社内SE(システムエンジニア)として働いており、しばしば次のような問い合わせを受けることがあります。
送信アドレスとは異なった別のメールアドレスにメールを返信してもらうことは可能でしょうか?
この問い合わせの答えは「できます!」です。Outlookでは「返信先の指定」で異なるメールアドレスにメールを返信してもらうことができます。ぜひ本記事を通して、「返信先の指定」について理解を深めてください。
返信先の指定とは
Outlookには送信したメールアドレスとは異なるメールアドレスに返信してもらう機能「返信先の指定」が備わっています。
送信メールに「返信先の指定」で別のメールアドレスを指定しておくと、相手が「返信」または「全員に返信」を行った際に指定したメールアドレスが宛先に自動で設定されます。
この機能は例えば送信は会社のメールアドレスから送信したが、返信されるときは個人のメールアドレスに返信してもらいたい場合などで利用されます。
連休などで長い期間メールの閲覧が難しい場合に、返信先としてグループアドレスを指定して、複数のスタッフに返信メールが届くようにすることがあります
自動で宛先に指定したメールアドレスが設定されますが、相手が返信するときに変更や削除することが可能です。そのため必ず指定したメールアドレスに返信されるわけではありません
返信先の指定を設定する方法
送信するメールに対して「返信先の指定」を設定する方法は以下の通りです。
- メールの作成ウィンドウを開く
- オプションタブをクリックし、リボンから「返信先」をクリックする
- プロパティ画面が表示しますので、「宛先の選択」をクリックします
- 表示された画面で返信先を指定し、「OK」をクリックする
- 返信先の指定にメールアドレスが設定されたことを確認し、「閉じる」をクリックします
上記の流れで返信先を設定することができます。
まとめ
本記事「【Outlook】返信先の指定:別のメールアドレスに返信してもらう」はいかがでしたか。
返信先の指定を利用して、希望するメールアドレスに返信がくるようにしましょう。
Outlookには他にも様々な機能が備わっています。以下Outlookのまとめ記事では仕事に役立つ機能をご紹介しています。ぜひご覧いただき、ご自身の仕事に役立つ機能を見つけてください。
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