【エクセル】アプリを再インストールする方法
2024.04.13 /
本記事ではMicrosoftのエクセルにおける、エクセルアプリを再インストールする方法について詳しく解説していきます。
デスクトップ版のエクセルを利用していると不具合やエラーが発生することがあります。そういった場合に問題を解決する一つの方法としてエクセルの再インストールを実行することがあります。
エクセルで発生している問題によってはアプリを再インストールすることで解決することがあります。本記事を通して、エクセルの再インストール(アンインストールおよび新規インストール)の方法について理解を深めてください。
またここではMicrosoft 365によるExcelおよびMicrosoft OfficeによるExcelの再インストールについて解説しています。以下サービスを利用している方が本記事で紹介する方法の該当者となります。
- Microsoft 365
- Microsoft Office 2016
- Microsoft Office 2019
- Microsoft Office 2021
- Microsoft Office Premium
上記サービス以外の古いエクセルを利用している方は再インストールの手順が本記事とは異なります
エクセルアプリを再インストールするケースとは
エクセルアプリを再インストールするケースは様々です。エクセルを再インストールする一般的なケースは以下の通りです。
- エクセルでエラーや不具合が発生している
- エクセルが起動しない
- エクセルの動作が遅い
- インストール中に問題が発生した
- ウイルスなどの影響を受けている
上記のケースを見てわかるように、再インストールが必要になるほとんどのケースはエクセルアプリが正常動作をしないときです。
関連記事:【Excel】動きが遅い、頻繁にフリーズする問題の原因と対処方法
アドインなどの影響で動作が遅くなっている場合も、エクセルの再インストールをすることでリセットされて改善することがあります。
今現在でエクセルが正常動作をしておらず、解決できていない方はエクセルの再インストールをぜひ試してみてください。
エクセルのアンインストール方法
エクセルを再インストールするにはまずエクセルアプリのアンインストールをします。
エクセルは通常Microsoft 365 Apps(Microsoft Officeパッケージ)の一部なのでエクセル単体でアンインストールするのではなく、Microsoft製品全体(OutlookやWordなど)をアンインストールすることになります。
エクセルのアンインストール方法は以下の通りです。
- コントロールパネルを起動する
- 表示方法で「カテゴリ」を選択し、「プログラムのアンインストール」をクリックする
- 「Microsoft 365 Apps(Microsoft Office)」を右クリックし、「アンインストール」を選択する
上記の流れでエクセルを含むMicrosoft製品がアンインストールされます。
エクセルのインストール方法
エクセルをアンインストールしたら改めてエクセルをインストールしましょう。Microsoft 365とMicrosoft Office製品で若干インストーラーをダウンロードする流れが異なります。
Microsoft 365とはMicrosoft社が提供しているOfficeアプリケーション(Outlook、Word、Excel、SharePoint、PowerPointなど)やサービスを利用できるサブスクリプション(月額課金制)のクラウドサービスです
Microsoft365とは:どのようなサービスかわかりやすく解説
Microsoft 365の場合
Microsoft 365の場合、エクセルを含むMicrosoft Office製品のインストーラーは以下の流れでダウンロードできます。
- Microsoft 365のホームページにログインする
- ログインしたら画面右上にある「アプリをインストール」ボタンをクリックし、表示されたメニューから「Microsoft365 Apps」をクリックする
上記の流れで「ダウンロード」フォルダにMicrosoft Office製品のインストーラー「OfficeSetup.exe」がダウンロードされます。
注意点として、上記の方法でダウンロードされるインストーラーはデフォルトでは64ビットのアプリです。64ビットではなく32ビットのアプリを利用したい場合は以下の方法でインストーラーをダウンロードしてください。
- Microsoft 365のホームページにログインする
- ログインしたら画面右上にある「アプリをインストール」ボタンをクリックし、表示されたメニューから「その他のインストールオプション」をクリックする
- 新たに表示されたページで「officeアプリとデバイス」内から「アプリとデバイスを表示」をクリックする
- 次に表示された画面でoffice内の「バージョン」を「32ビット」に変更し、「Officeのインストール」ボタンをクリックする
インストーラーをダウンロードしたら起動することで自動的にExcelを含むOffice製品がパソコンにインストールされます。
確認ダイアログの表示について
Windowsではアプリのインストール時などに次図のような確認ダイアログが表示されます。
アクティブディレクトリ(AD)配下のアカウントの場合は上図のように管理者のユーザー名・パスワードを入力する必要があります。
これは不正なプログラムにより勝手にシステムが変更されることを防ぎ、一般ユーザーに勝手にアプリのインストールや設定変更などを防ぐための機能です。
パスワード入力が必要な確認ダイアログが表示された場合は管理者に操作をしてもらいましょう。確認ダイアログについて詳しくは以下記事をご参照ください。
【Windows10】「このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?」の無効化
Microsoft Office 2021や2019、2016の場合
Microsoft Office製品の場合はインストーラーのダウンロードするための流れが若干異なります。以下の操作を参考にしてインストーラーをダウンロードしてください。
- Officeの公式サイトにアクセスする
- 表示されたサイトから「サインイン」をクリックして、メールアドレスやパスワードを入力してサインインする
- 表示されたMicrosoftアカウントページの上部から「サービスとサブスクリプション」を選択する
- 表示された「サービスとサブスクリプション」画面からインストールするOffice製品の「インストール」ボタンをクリックする
- 表示された画面から「言語」と「バージョン」を選択して「インストール」をクリックする
上記の流れでインストーラーがダウンロードされるので、ダウンロードされたインストーラーを起動してOffice製品を再インストールしましょう。
まとめ
本記事「【エクセル】アプリを再インストールする方法」はいかがでしたか。
エクセルでエラーや問題が発生したら、ぜひエクセルの再インストールを試してみてください。
エクセルには様々な仕事に便利な機能が備わっています。以下エクセルのまとめ記事では仕事に便利な機能を紹介しています。ぜひご覧いただき、ご自身の仕事に役立つ機能を見つけてください。
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