【Windows11】メモ帳の場所やショートカットを作成する方法
2025.02.03 /

本記事ではWindows11における、メモ帳の場所やショートカットを作成する方法について詳しく解説していきます。
メモ帳とはWindowsに標準搭載されているシンプルなテキストエディターです。多くのユーザーがさまざまな用途、特に簡単なメモの作成や設定ファイルの確認等に利用しています。
頻繁に利用するツールだからこそメモ帳の場所やショートカットを作成する方法を理解して、業務を効率的に進めることが必要です。
Windows11からはメモ帳の場所がWindows10とは異なっているため、従来のWindowsアクセサリからメモ帳はなくなっています
本記事を通して、Windows11のメモ帳の場所やショートカットを作成する方法について理解を深めてください。
Windows11:メモ帳とは
Windowsにはシンプルなテキストエディターのメモ帳が標準で搭載されています。Windowsの初期から搭載されているため、馴染み深い方も多いツールです。
メモ帳は軽量で素早く起動します。そのため次のような用途で使われることが多いです。
- 簡単なメモの作成
- テキストメッセージの作成や編集
- 設定ファイル(.log、.ini、.txtなど)の確認や編集
- 文章をプレーンテキストへの変換
メモ帳は機能がシンプルであるのが特徴ではありますが、Windows11では機能が追加され、デザインも変更されました。
Windows11のメモ帳と従来のメモ帳との違いは以下の通りです。
- メモ帳のデザイン
- メモ帳の場所
- タブ機能
- ダークモード
- 復元機能
- 文字コードのデフォルトがUTF-8 BOMなし
- 印刷プレビュー
上記の通り、Windows11のメモ帳はさまざまな便利な機能が追加されています。
Windows11の新しいメモ帳のデメリットとして機能が追加されたことによって以前と比べて「超軽量」なアプリではなくなりました
本記事では従来のメモ帳との違いである「メモ帳の場所」について、そして素早く起動するための「ショートカットの作成」について解説しています。
メモ帳の場所
メモ帳はWindows10では次図のように「Windowsアクセサリ」フォルダの中にありました。

Windows11ではWindowsアクセサリフォルダは廃止され、メモ帳は独立したアプリとして扱われています。
そのためすべてのアプリでは「ま」の項目にメモ帳は位置しています。

すべてのアプリとはパソコンにインストールされているすべてのアプリを一覧表示する機能です。アプリはアルファベット順に並んでいます
すべてのアプリでのメモ帳の場所は以下の流れで確認できます。
- スタートボタンをクリックし、表示された画面右上にある「すべてのアプリ」をクリックする
- 表示されたアプリ一覧で下にスクロールすると「ま」の項目に「メモ帳」がある


すべてのアプリから見つけた「メモ帳」をクリックすることで、メモ帳を起動することができます。
メモ帳のショートカットを作成する方法
メモ帳のショートカットをデスクトップに作成することは非常におすすめです。ショートカットをデスクトップに作成することで主に次のようなメリットがあります。
- メモ帳アプリをすぐに起動できる
- 素早くメモを取れるようになる
- ドラッグ&ドロップでファイルを開ける
頻繁にメモ帳を使う人はショートカットを作成することで、作業効率を向上させることができます。
Windows11でメモ帳のショートカットをデスクトップに作成する方法は以下3つの方法があります。
- すべてのアプリから作成
- デスクトップの新規作成からショートカットを作成
- notepad.exeをデスクトップへ送る(ショートカットを作成)
それぞれの方法について次項より解説していきます。
すべてのアプリから作成
すでに解説している「すべてのアプリ」にあるメモ帳をデスクトップの空いている箇所にドラッグ&ドロップすることでメモ帳のショートカットを作成できます。

デスクトップへドラッグ&ドロップすることで次図のようなショートカットが作成できます。

検索窓から検索表示されたメモ帳ではドラッグ&ドロップでショートカットは作成できません。必ず「すべてのアプリ」で表示されるメモ帳をドラッグ&ドロップしてください
デスクトップの新規作成からショートカットを作成
デスクトップでショートカットを作成する際に以下のパスで作成することで、メモ帳が起動するショートカットを作成できます。
C:\Windows\System32\notepad.exe
ショートカットを作成する詳細の流れは以下の通りです。
- デスクトップで右クリックする
- 表示されたメニューから「新規作成」>「ショートカット」の順で選択する
- メモ帳のパスを入力して「次へ」をクリックする
- ショートカットの名前を入力して「完了」をクリックする



上記の流れでデスクトップにメモ帳のショートカットが作成できます。
notepad.exeをデスクトップへ送る(ショートカットを作成)
実行ファイル(notepad.exe)からショートカットを作成する方法もあります。実行ファイルからショートカットを作成する詳しい流れは以下の通りです。
- エクスプローラーを起動し、アドレスバーに以下のパスを入力してEnterを押す
- 下にスクロールして「notepad.exe」を探す
- 実行ファイルを右クリックして表示されたメニューから「その他のオプションを確認」>「送る」>「デスクトップ(ショートカットを作成)」を選択する
C:\Windows\System32


上記の流れでデスクトップにメモ帳のショートカットを作成できます。
メモ帳をスタートメニューやタスクバーにピン留めする方法
Windows11ではスタートメニューやタスクバーにアプリをピン留めすることで素早くアプリを起動できるようになります。
スタートメニューとは画面中央下部にあるWindowsアイコン(スタートボタン)をクリックすると表示されるメニュー画面です。

タスクバーとは画面下部にあるバーで、さまざまなアプリのアイコンを配置して素早くアプリを起動できるようになる場所です。

これらの場所にメモ帳をピン留めする方法は以下の通りです。
- 検索バー(検索ボックス)で「メモ帳」または「notepad」と入力する
- 検索結果に表示されたメモ帳を右クリックし、表示されたメニューから「スタートにピン留めする」または「タスクバーにピン留めする」を選択する


上記の流れでスタートメニューまたはタスクバーにメモ帳をピン留めすることができます。
タスクバーを左寄せ、位置変更する方法
Windows11のタスクバーはWindows10と比べて大きく変化しました。見た目はスッキリした印象を持ちましたが、カスタマイズ性が乏しくなっています。
しかしWindows11のパソコンでもタスクバー上のアイコンを左寄せにすることやタスクバーの配置を左側にすることができます。
タスクバーの左寄せや位置変更について詳しくは以下記事をご参照ください。

【Windows11】タスクバーを左寄せ、位置変更する方法
その他のメモ帳の起動方法
メモ帳はここまでに解説した「すべてのアプリ」から起動することや「ショートカット」から起動することもできます。
このほかに私が頻繁に利用している方法として「ファイル名を指定して実行」から起動する方法もあります。
- キーボードで「Windowsキー + Rキー」を押す
- 表示された「ファイル名を指定して実行」画面に「notepad」と入力して「OK」をクリックする

上記の流れでメモ帳を「ファイル名を指定して実行」から起動することができます。
メモ帳の文字化けの直し方
メモ帳でテキストファイルを開いた際に、文字化けして内容を理解できないことがあります。
文字化けが発生すると読めない記号や意味不明な文字列が乱立するためファイルの内容を正しく理解することが困難です。
Windowsのメモ帳で文字化けが発生した際の対処方法については以下記事をご参照ください。

【Windows10/11】メモ帳の文字化けの直し方:文字コードを変換する
まとめ
本記事「【Windows11】メモ帳の場所やショートカットを作成する方法」はいかがでしたか。
ここでは以下の項目について解説してきました。
- Windows11でのメモ帳について
- Windows11でのメモ帳の場所
- メモ帳のショートカットを作成する方法
- メモ帳をスタートメニューやタスクバーにピン留めする方法
- その他のメモ帳の起動方法
メモ帳は日々の業務で頻繁に利用するツールの一つです。デスクトップにショートカットの作成やタスクバーへのピン留めなど行って、メモ帳を素早く起動できるようにしておきましょう。