【Windows11】エクスプローラー:ファイルの拡張子を表示する(表示しない)方法

時計 2025.03.17 / 時計

Windows11のエクスプローラーでファイルの拡張子を表示する方法

記事ではWindows11における、エクスプローラーでファイルの拡張子表示する(表示しない)方法について詳しく解説していきます。

エクスプローラー(explorer)とはWindowsに備わっているファイルやフォルダーの一覧表示・操作・管理といった機能を提供するツールです。ファイルなどのデータを視覚的に表示して効率的に操作するための重要なツールの一つです。

このエクスプローラーでファイルの管理を行うのが通常ですが、設定によっては次図のように拡張子が表示されていないことがあります。

本記事を通して、Windows11のエクスプローラーで拡張子を表示する方法(非表示にする方法)について理解を深めてください。

Windows11:ファイルの拡張子とは

拡張子とはファイル名の末尾に付けられるドット以降に記される英数字です。拡張子によってファイルの種類を表し、どのアプリケーションでファイルを開くかWindowsが判断する材料となります。

たとえば「office54.xlsx」というファイルであれば「xlsx」が拡張子です。

Windowsは拡張子によってファイルを開くためのアプリケーションを決めます。以下に拡張子とアプリケーションの対応表を記します。

拡張子 アプリケーション
txt メモ帳
pdf Adobe Acrobatなど
xlsx, xlsm Microsoft Excel
docx Microsoft Word
png, jpg フォトビューアなど
zip エクスプローラーなど
IT用語の確認

拡張子「zip」は一つ以上のファイルやフォルダを圧縮して一つにまとめられたファイルの拡張子です。ZIPファイルは数ある圧縮形式の中で最も一般的なファイル形式です

拡張子はファイルを正常に開くために重要な要素です。実際のファイルと異なる拡張子に変更すると最悪の場合ファイルを開くことができなるので注意してください。

エクセルの拡張子について

エクセルの主要な拡張子には「xlsx」「xlsm」「xls」の3つがあります。この中で注意すべき拡張子は「xls」です。

拡張子xlsはMicrosoft Excel 2003までの標準拡張子であり、現在Microsoftによるサポートはありません。

現在でも拡張子xlsのエクセルは利用できますが基本的に仕事やプライベートで利用することはお勧めしません。拡張子xlsについて詳しくは以下記事をご参照ください。

ファイルの拡張子を表示する方法

ここではWindows11のパソコンで拡張子を表示する方法として以下2つの方法をご紹介します。

  • エクスプローラーを使って拡張子を表示
  • フォルダーオプションから拡張子を表示

エクスプローラーを使って拡張子を表示

エクスプローラーを使って拡張子を表示する方法は以下の通りです。

  1. エクスプローラーを起動する(ショートカットキー:Windowsキー + Eキー)
  2. 表示されたエクスプローラーの上部にある「表示」をクリックする
  3. Windows11:エクスプローラーの上部にある「表示」をクリック
  4. 表示されたメニューから「表示」>「ファイル名拡張子」をクリックする
  5. Windows11:メニューから「表示」>「ファイル名拡張子」をクリック

上記の操作により拡張子がエクスプローラー上で表示されるようになります。

Windows11:拡張子がエクスプローラー上で表示
POINT

拡張子の表示を有効にすると、エクスプローラー上だけでなく「デスクトップ」や「ファイルを開く、名前を付けて保存ダイアログ」でも拡張子が表示されるようになります

フォルダーオプションから拡張子を表示

基本的にはエクスプローラー上から拡張子を表示させますが、フォルダーオプションからも拡張子の表示を有効にすることができます。

  1. エクスプローラーを起動する(ショートカットキー:Windowsキー + Eキー)
  2. 表示されたエクスプローラーの上部にある「…」をクリックし、表示されたメニューから「オプション」をクリックする
  3. Windows11:エクスプローラーの上部にある「…」をクリックし、表示されたメニューから「オプション」をクリック
  4. 表示されたフォルダーオプションで「表示」タブを選択し、詳細設定内から「登録されている拡張子は表示しない」のチェックを外して「OK」をクリックする
  5. Windows11:フォルダーオプションで「表示」タブを選択し、詳細設定内から「登録されている拡張子は表示しない」のチェックを外して「OK」をクリック

上記の操作でエクスプローラー上のファイルの拡張子が表示されるようになります。

拡張子を表示しない(非表示にする)

拡張子を非表示にするには前項での操作で有効にした設定を無効にします。ここでは例として、エクスプローラーから拡張子の表示を無効にする方法を以下に記します。

  1. エクスプローラーを起動する(ショートカットキー:Windowsキー + Eキー)
  2. 表示されたエクスプローラーの上部にある「表示」をクリックする
  3. Windows11:エクスプローラーの上部にある「表示」をクリック
  4. 表示されたメニューから「表示」>「ファイル名拡張子」にチェックが付いていればクリックする
  5. Windows11:「表示」>「ファイル名拡張子」にチェックが付いていればクリック

上記の操作でファイル拡張子が非表示になります。

まとめ

本記事「【Windows11】エクスプローラー:ファイルの拡張子を表示する(表示しない)方法」はいかがでしたか。

ここでは以下の項目について解説してきました。

  • Windows11におけるファイルの拡張子について
  • 拡張子を表示する2つの方法
  • 拡張子を非表示にする方法

ファイルの拡張子を表示することでファイルの種類を正確に把握でき、ファイルを安全に扱うことができます。

基本的にはファイルの拡張子は表示する設定にしておくことがお勧めです。