【Outlook】赤いマーク(アイコン)の意味:デジタル署名の有効と信頼
2022.08.27 /
本記事ではOutlookのメールで表示される赤いマーク(アイコン)の意味について解説していきます。
Outlookを使用していて受信メールに以下の赤いアイコンが付いていたことはありませんか?
テレワークが普及して以降、フィッシングメールなどの悪意を持ったメールが頻繁に送られています。そのため見知らぬアイコンを見ると、メールを開けていいのか悩みますよね。
本記事を通して赤いアイコンの意味を理解して、中身を開けていいのかどうか理解を深めてください。
受信したメールに赤いマーク(アイコン)が付いているとは
私は社内のシステムエンジニアをしており、日々たくさんの問い合わせが届きます。
テレワークが普及してからはフィッシングメールやスパムメールなど様々な悪意を持ったメールが届くため、不自然なメールが来た場合はすぐに私に連絡するように周知しております。
そういった中でスタッフの一人から以下の問い合わせがきました。
赤いマーク(アイコン)が付いたメールが添付されたメールを受け取った。これは開いていいものなのか?
もしこのアイコンがウイルスなどを意味しているアイコンであれば、絶対に開いてはいけないです。ではこのアイコンは何を意味しているのか。次項より詳しく解説していきます。
メールに付いている赤いアイコンの意味とは
メールに付いている赤いアイコンは、メッセージのデジタル署名が有効であり信頼されていることを意味しています。
デジタル署名とは、電子メールの情報が本人のものであることや内容が改ざんされていないことを証明するために使用されます
そのためこのアイコンが付いていることによって、フィッシングメールやスパムメールである可能性が非常に低いがわかります。
メールに付いている電子署名を開くと次図のような画面が開きます。
この他にも署名に関するアイコンは以下のようなものが存在します。
ぜひこの機会に各アイコンとその意味を覚えておいてください。
Outlookの便利な機能紹介
クイック操作による時短術
クイック操作とは事前に登録していた複数のアクションを1度の操作で実行できる機能で、業務の時短に活躍する便利な機能の1つです。
クイック操作を利用することで、メールの仕分けやメールの作成・転送といった操作を時短できるようになります。またショートカットキーを指定することでより簡単に操作を実行することもできます。
【Outlook】クイック操作とは:おすすめの時短術をご紹介
受信メールを他のメールアドレスに自動転送する方法
Outlookを仕事で利用している人は休日や外出中に別のメールアドレス(同僚や上司)に受信メールを送りたいときや、特定のメールだけ共有として他の人にメールを転送したい場面があるかと思います。
そのような場面ではOutlookに備わっている受信メールを指定したメールアドレスに自動転送する機能を利用することで実現することができます。
【Outlook】受信メールを他のメールアドレスに自動転送する設定方法
オンラインアーカイブの利用
オンラインアーカイブとは過去のメールを保存しておくメールの保管所のことです。Office365またはMicrosoft365のアカウントで管理者がオンラインアーカイブを有効にしている場合に利用できます。
オンラインアーカイブの存在は知っているけど、実際にどういったものなのか知らないという方が非常に多く感じます。
Outlookの様々ある機能の中でもとても有用な機能ですのでぜひ意味や使用方法を覚えてください。
【Outlook】オンラインアーカイブとは:使用方法・移動・検索
まとめ
本記事「【Outlook】赤いマーク(アイコン)の意味:デジタル署名の有効と信頼」はいかがでしたか。
見知らぬアイコンが付いたメールが届いても慌てないように、アイコンの意味を本記事を通して覚えておきましょう。