【Outlook】フォルダーやリボンの英語表記を日本語表記に直す方法
2023.08.17 /
本記事ではMicrosoftのOutlookにおける、フォルダー(受信トレイなど)やリボンの英語表記を日本語表記に直す方法について解説していきます。
なぜかフォルダーのみが英語表記になっていたり、リボンが英語表記になっていたりすることがあります。
簡単な英語なので問題なく利用できるが、直せるなら直したいですよね。ぜひ本記事で解説している方法を試していただき、Outlookの英語表記を日本語表記に直してください。
Outlook:英語表記になる問題
私は社内SE(システムエンジニア)として働いており、パソコンやアプリケーションに関する様々な問い合わせに日々対応しています。
メールソフトとしてOutlookを利用しており、次のような問い合わせがくることがあります。
フォルダーが英語表記になっている。日本語表記に直してほしい
Outlookではフォルダーウィンドウの表示のみが英語になっていることがあります。またフォルダーは日本語表記だけど、タブやリボンなどが英語表記になっているというケースもあります。
それぞれのケースによって対処方法が異なります。次項より対処方法を解説していきますので、ご自身の状況によって使い分けてください。
受信トレイや送信済みアイテムなどのフォルダーが英語表記の場合
リボンやタブは日本語表記なのに受信トレイが「Inbox」、送信済みアイテムが「Sent Items」、下書きが「Drafts」とフォルダーウィンドウのみが英語表記になることがあります。
この場合はブラウザ版Outlookの言語設定が影響していることが考えられます。以下の流れで日本語表記に直すことができます。
- ブラウザでMicrosoft365のページにアクセスする
- Outlookをクリックして、ブラウザ版のOutlookを開く
- 画面右上にある歯車の設定アイコンをクリックする
- 表示された設定ダイアログから「General(全般)」<「Language and Time(言語とタイムゾーン)」を選択する
- 左ペインから言語設定を「日本語」に変更して保存する(下のチェックボックスはチェックが付いたままにする)
上記の流れでブラウザ版Outlookの言語を日本語に設定します。設定後にデスクトップ版Outlookを起動すると、各フォルダーが日本語表記に戻っているはずです。
また人によっては、各フォルダーが英語表記になっていたからブラウザ版Outlookの言語を確認したら日本語になっていた、という人もいます。この場合は一度日本語から別の言語に設定・保存し、再度日本語に戻してみてください。
Outlookの不具合なのかもしれませんが、上記の操作で再度日本語を設定することでフォルダーに日本語が反映するようになります。
タブやリボンが英語表記の場合
タブやリボンが英語表記になっている場合、デスクトップ版Outlookの言語設定が影響していることが考えられます。
以下の流れでOutlookの言語設定を変更してみてください。
- 画面左上の「File」をクリックする
- 表示された画面の左ペインから「Options」を選択する
- 表示された「Outlook Options」の左ペインから「Language」を選択する
- 言語に日本語を選択<「Set as Preferred」をクリック<「OK」をクリックする
- 次図のダイアログが表示するので「OK」をクリックする
- Outlookを再起動する
上記の流れでデスクトップ版Outlookの言語設定が日本語になり、タブやリボンなどの英語表記が日本語に変更されます。
まとめ
本記事「【Outlook】フォルダーやリボンの英語表記を日本語表記に直す方法」はいかがでしたか。
英語表記で悩んでいる方は、ぜひ本記事の方法で日本語表記に直してみてください。
Outlookには様々な機能が備わっており、毎月新しい機能が追加されています。以下Outlookのまとめ記事では仕事に役立つ機能を紹介しています。ぜひご覧いただき、ご自身の仕事に役立つ機能を見つけてみてください。
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