【Windows11】iPhoneと連携してPCから電話・通知・SMSを操作する方法
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本記事ではWindows11における、iPhoneと連携してPCから電話・通知・SMSを操作する方法について詳しく解説していきます。
仕事でiPhoneを利用していると、「かばんにiPhoneを入れたままパソコンで電話に出たい」、「パソコンでiPhoneの通知を確認したい」、このような場面はよくあります。
Windows11にはスマートフォン連携アプリが標準で備わっており、iPhoneの電話・通知・SMSをパソコンから直接操作することが可能です。
パソコン作業中にわざわざiPhoneを取り出すことなく着信を受けたり、通知の確認ができるため効率よく仕事を進められます。
本記事を通して、Windows11でスマートフォン連携アプリを使ってiPhoneの通話・通知・SMSを操作する方法について理解を深めてください。
Windows11:iPhoneを遠隔操作できるスマートフォン連携アプリについて
Windows11にはスマートフォン(iPhoneやAndroid)と連携して遠隔操作できるようにするスマートフォン連携というアプリを標準搭載しています。
スマートフォン連携を使うことで、たとえばカバンにiPhoneを入れた状態でさまざまな操作をパソコン上から行うことができます。
Windows11のスマートフォン連携アプリでiPhoneと連携した際に使用できる代表的な機能は以下の通りです。
- 通知の確認
- 電話を受ける、電話をかける
- SMSの送信・受信
- バッテリー残量の確認
このアプリを利用することで、業務中にiPhoneを気にすることなくパソコンでの仕事に集中できるようになります。
スマートフォン連携アプリでは現在のところiPhoneよりもAndroidと連携する方が利用できる機能は豊富です。
スマートフォン連携でiPhoneと連携する操作手順
Windows11のスマートフォン連携アプリでiPhoneと連携する操作手順について解説していきます。
まずは以下の操作でパソコンとiPhoneのペアリングを行います。
- 検索窓から「スマートフォン連携」で検索し、表示された結果から「スマートフォン連携」アプリを起動する
- 起動した[スマートフォン連携]アプリから「iPhone」を選択する
- 次に[Bluetoothをオンにして続行する]画面が表示した場合、「Bluetoothをオンにする」をクリックする
- 次に[Bluetoothでデバイスをペアリングする]画面が表示され、画面中央にあるQRコードが表示される
- iPhoneのカメラアプリでQRコードを読み取り、表示されたメッセージ「デバイスのペアリング」をタップする
- 次に表示された画面から「開く」をタップする
- 表示された[デバイスのペアリング]画面より「続行」をタップする
- パソコンとiPhoneで表示されているコードが同じことを確認し、両方のデバイスで「ペアリング」をクリックする
上記の操作でペアリングが完了します。ペアリングが完了すると次図のファイル共有に関する指示が表示されます。PCとiPhone間でファイルを共有する場合は「続行」をクリックしてください。
次にiPhone側で行う設定について説明があります。設定を行ったら「続行」をクリックします。(あとから設定する場合は「今はスキップ」を押しても大丈夫です)
最後に「準備が完了しました」が表示されれば「続行」をクリックして操作完了となります。
設定完了後はiPhoneに通知が届くと、パソコン画面にポップアップで通知が表示され、他の機能もスマートフォン連携アプリから操作できます
パソコンで電話を受ける・発信する
スマートフォン連携を完了したら、パソコンからスマートフォンを介して電話をかけられます。
パソコンからiPhoneの番号で電話を発信する場合、スマートフォン連携アプリの「通話」タブをクリックして表示される画面から行えます。
iPhoneに電話がかかってきたら、パソコンの画面にポップアップが表示されます。ここで「PCで承諾する」をクリックすると、パソコンで電話を受けられます。
パソコンでSMSを閲覧・送信する
パソコンでSMSの確認や送信するにはスマートフォン連携アプリで「メッセージ」タブをクリックします。
上記のようにSMSの一覧が表示され、またここから新規でメッセージを送ることもできます。
iPhoneの写真を閲覧することについて
今現在ではWindows11のスマートフォン連携アプリではiPhoneの写真を自由に操作することはできないです。
iPhoneはAndroidに比べて写真へのアクセスをセキュリティ上厳しく制限しているため、今のところアプリを通して写真へアクセスするのが難しくなっています。
Androidとの連携ではスマートフォン側の写真や動画を閲覧でき、パソコンにコピーすることも簡単にできる。またOCR機能で写真からテキストを取り出すことも可能。
Windows11のパソコンからiPhoneの写真へアクセスしたい場合は、両方のデバイスをケーブルで繋げ、以下いずれかの操作でパソコンから閲覧することができます。
- Windowsのエクスプローラーを通してiPhoneの写真にアクセスする
- iTunesを利用して写真をバックアップする
- Windowsのフォトを通して写真をインポートする
詳しい方法については以下記事をご参照ください。
まとめ
本記事「【Windows11】iPhoneと連携してPCから通話・通知・SMSを操作する方法」はいかがでしたか。
ここでは以下の項目について解説してきました。
- Windows11で利用できるスマートフォン連携アプリについて
- スマートフォン連携アプリでiPhoneと連携する操作手順
- パソコンでiPhoneへの電話を受ける・かける方法
- パソコンでiPhoneのSMSを確認・送信する方法
- Windows11でiPhoneの写真を閲覧する方法
Windows11のパソコンとiPhoneを連携されることで、通知の確認で電話の着信のためにわざわざiPhoneを取り出す手間がなくなります。
設定作業も簡単で、一度設定すれば同じ操作は必要ないため、ぜひWindows11とiPhoneの連携を行ってみてください。


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