【Google Chrome】起動不可エラー:「サイドバイサイド構成が正しくない」の原因と解決
2021.08.21 /

本記事ではブラウザのChromeで発生する起動不可になるエラー、
「このアプリケーションのサイドバイサイド構成が正しくないため、アプリケーションを開始できませんでした。」
このエラーの原因と解決方法について解説していきます。
Google Chromeで発生したエラー
私の会社スタッフのパソコンでGoogle Chromeを起動すると次のようなエラー画面が突然表示されました。
「このアプリケーションのサイドバイサイド構成が正しくないため、アプリケーションを開始できませんでした。詳細については、アプリケーションのイベントログを参照するか、コマンドラインツールsxstrace.exeを使用してください。」

このエラー画面で「OK」を押して消してもGoogle Chromeは起動しません。
何度Chromeを起動してもこのエラー画面は表示され、Chromeが正常起動することはできませんでした。
エラーの詳細についてはイベントビューアーからも確認することができます。
- ウィンドウズマークを右クリックし、「イベントビューアー」を選択
- 起動したイベントビューアーの「管理イベントの要約」でエラーを展開し、SideBySideをダブルクリックする
- SideBySideでのエラー詳細が表示される


このエラー詳細からエラー原因を確認することができます。
上記のエラーログでは、「chrome.exe」がエラー原因であることがわかります。
エラーの解決方法
このエラーの原因などを説明する前に、先にエラーを解決する方法をお伝えします。
以下に記すどちらかの方法でほとんどの場合解決します。
- Google Chromeをアンインストール後、再度インストールを行う
- Google Chromeを上書きインストールする
Google Chromeをアンインストール後、再度インストールを行う
Google Chromeは次の流れでアンインストールします。
- コントロールパネルを起動
- プログラム欄から「プログラムのアンインストール」を選択
- プログラム一覧からGoogle Chromeを選択し「アンインストール」を実行

もしアンインストール時にエラーが表示され、アンインストールができなければ上書きインストールを行ってください。
Google Chromeが無事アンインストールできましたら、以下リンクからGoogle Chromeのインストールexeをダウンロードしてください。
Google Chromeは利用できないので、別のブラウザ(EdgeやFirefox)でアクセスしてください。
上記サイトから「ChromeSetup.exe」がダウンロードされますので、それを実行してGoogle Chromeをインストールしてください。
これでGoogle Chromeが起動できるようになるはずです。
Google Chromeを上書きインストールする
Google Chromeをアンインストールせずに上書きインストールすることでエラーを解決することもできます。
以下リンクからGoogle Chromeのインストールexe「ChromeSetup.exe」がダウンロードされますので、それを実行してGoogle Chromeを上書きインストールしてください。
ほとんどの場合、この上書きインストールでもこの問題を解決できます。
エラーの原因
このエラーが発生する原因としては、「ランタイム」というプログラムがインストールされていない、もしくは破損していることが原因です。
C++で作成されたソフトウェアを起動するためには、「ランタイム」が必要になるため何かしらの異常があると起動しなくなります。
「ランタイム」を個別にインストールすることでこのエラーを解決することができると思いますが、Chromeを再インストールする方が簡単なので、基本的にはChromeの再インストールを行えばいいと思います。
まとめ
本記事「【Google Chrome】起動不可エラー:「サイドバイサイド構成が正しくない」の原因と解決」はいかがでしたか。
突然このエラーは発生し、Chromeは起動しなくなってしまいますが、再インストールですぐに解決しますので、焦らずに本記事に記載している解決方法を実施してください。