【Edge】ダウンロードの保存先を確認、変更、毎回指定するやり方まとめ
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本記事ではMicrosoft Edgeにおける、ダウンロードしたファイルの保存先を確認、変更、毎回指定する方法について詳しく解説していきます。
Edgeでは初期設定で、ファイルをダウンロードすると決められたフォルダに保存されます。このとき「どこにファイルがダウンロードされたのかわからない、ダウンロードしたファイルが見つからない」という問題に直面する人は多いです。
Edgeにおけるダウンロードの保存先を正しく理解することで、このような問題は避けられますし、自分に合った設定をすることで業務効率の向上が期待できます。
本記事を通して、Edgeでのダウンロードの保存先を確認、変更、毎回指定する方法について理解を深めてください。
Edge:ダウンロードの保存先とは
業務から日常までMicrosoft Edgeで閲覧しているWebサイトからファイルをダウンロードする機会はとても多いです。
たとえばSharePointやOneDriveなどのクラウドサービスからファイルをダウンロードすることも多いですし、Web上のアプリケーションからファイルをダウンロードする機会も頻繁にあります。
Edgeにおけるダウンロードの保存先とは、ファイルをダウンロードする際に保存されるフォルダのことです。
ダウンロードの保存先はEdgeの設定から確認・変更することができます。
私は社内SE(システムエンジニア)として働いていますが、このEdgeのダウンロードの保存先についてスタッフから次のような問い合わせがくることがあります。
- ダウンロードしたファイルの保存先がわからない
- 指定した異なるフォルダに毎回保存するようにしたい
- ファイルをダウンロードする度に保存先を選べるようにしたい
特に多い問い合わせが「ダウンロードしたファイルの保存先がわからない・見つからない」です。
このような多くのユーザーが直面する「ダウンロードの保存先」設定について次項より解説していきます。
ダウンロードの保存先を確認する方法
Windows11のEdgeでは初期設定で以下のフォルダにダウンロードされます。
C:\Users\ユーザー名\Downloads
エクスプローラーの左側にはクイックアクセスに「ダウンロード」フォルダがピン留めされています。
そのため設定を変更していない場合(初期設定の場合)は、このクイックアクセスにある「ダウンロード」を開くことですぐにダウンロードしたファイルを確認できます。
Edgeの設定から現在のダウンロードの保存先を確認したい場合は以下の流れで操作してください。
- Edgeを起動する
- 画面右上にある「…」をクリックし、表示されたメニューから「設定」を選択する
- 表示された[設定]画面から「ダウンロード」を選択する
- 表示されるダウンロード設定画面より、現在の保存先が[場所]に表示される
ダウンロードの保存先を変更する方法
Edgeで自動的にファイルがダウンロードされる保存先を変更する方法は以下の通りです。
- Edgeを起動する
- 画面右上にある「…」をクリックし、表示されたメニューから「設定」を選択する
- 表示された[設定]画面から「ダウンロード」を選択する
- 表示された[ダウンロード]画面の[場所]の右側にある「変更」ボタンをクリックする
- ポップアップ表示されるウィンドウで、ダウンロードの保存先フォルダを指定する
ダウンロードの保存先を毎回指定する設定
ファイルをダウンロードする際に自動的に設定しているフォルダに保存するのではなく、ダウンロード時に毎回ファイルの保存場所を選べるようにすることができます。
たとえば今回はデスクトップに保存、今回はプロジェクト用のフォルダに保存など、ファイルの種類によって保存場所を毎回変えることができます。
Edgeでファイルのダウンロード時に保存先を毎回指定する設定方法は以下の通りです。
- Edgeを起動する
- 画面右上にある「…」をクリックし、表示されたメニューから「設定」を選択する
- 表示された[設定]画面から「ダウンロード」を選択する
- 表示された[ダウンロード]画面の[ダウンロードする前に各ファイルの保存先を確認する]を有効にする
初期設定ではダウンロードフォルダに自動保存されますが、上記の設定を有効にすることで毎回保存先を指定できるようになる
この設定のままでも問題ありませんが、次項で解説する「ダウンロード時にダウンロードメニューを表示する設定」も有効にしておくことをお勧めします。
ダウンロード時にダウンロードメニューを表示する設定
Edgeの初期設定ではダウンロードが開始すると右上のダウンロードアイコンが光り、ダウンロードが走ったことが確認できます。
このままでも問題はありませんが、以下のような不都合があります。
- 保存先を毎回指定する設定の場合、毎回アイコンをクリックしてダウンロードメニューを開く必要がある
- ダウンロードの進捗がわからない
- ダウンロードが走っていることがより正確にわかる
特に「保存先を毎回指定する設定」を有効にしている場合はダウンロードメニューを表示する設定を有効にしておくことがお勧めです。
ダウンロード時にダウンロードメニューを表示する設定を有効にする方法は以下の通りです。
- Edgeを起動する
- 画面右上にある「…」をクリックし、表示されたメニューから「設定」を選択する
- 表示された[設定]画面から「ダウンロード」を選択する
- 表示された[ダウンロード]画面の[ダウンロードの開始時にダウンロードメニューを表示]を有効にする
上記の操作で設定を有効にすることで、次図のようにファイルのダウンロード時にダウンロードメニューが表示されるようになります。
Officeファイルはブラウザーで開くようにする設定
WordやExcel、PowerPointなどのOfficeファイルに関しては、ダウンロードせずにEdge上で直接開くように設定することができます。
パソコンのローカルに毎回保存せずに閲覧が主に多い方に有効な設定です
OfficeファイルをダウンロードせずにEdge上で開くことで中身を素早く確認することができるようになります。
OfficeファイルはEdge上で開くようにする設定は以下の流れで操作してください。
- Edgeを起動する
- 画面右上にある「…」をクリックし、表示されたメニューから「設定」を選択する
- 表示された[設定]画面から「ダウンロード」を選択する
- 表示された[ダウンロード]画面の[ダウンロードの開始時にダウンロードメニューを表示]を有効にする
まとめ
本記事「【Edge】ダウンロードの保存先を確認、変更、毎回指定するやり方まとめ」はいかがでしたか。
ここでは以下の項目について解説してきました。
- Edgeにおけるダウンロードの保存先について
- 現在のダウンロードの保存先を確認する方法
- ダウンロードの保存先を変更する方法
- ダウンロードの保存先を毎回指定する方法
- ダウンロード時にダウンロードメニューを表示する設定方法
- Officeファイルはブラウザーで開くように設定する方法
Microsoft Edgeではダウンロードの保存先を自由に変更できます。初期設定の「ダウンロード」フォルダが使いにくければ、デスクトップなど希望の場所に変更できます。
ダウンロードしたファイルをダウンロード時に保存場所を毎回指定できるようにすることで、ファイル管理が効率的に進みます。
本記事で紹介した設定を参考に、ご自身にあった設定に変更してください。
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