【Django】httpからhttpsにリダイレクトする方法とメリットについて
2020.04.27 /
HTTPSリダイレクトを設定することにより、分散されていたGoogle検索の評価を統合することができます。
DjangoでSSLを導入していれば必ず行うべき設定です。たった一行settings.pyに追加するだけなので設定も非常に簡単です。
ここではDjangoによるhttpからhttpsにリダイレクトする方法とメリットについて解説していきます。
HTTPSリダイレクトとは
HTTPSリダイレクトとは、「http://~」のHTTP通信を「https://~」のHTTPS通信に自動的に変更することです。
このサイトでいうと「http://office54.net」へのアクセスを自動的に「https://office54.net」に変更するということです。
実装するメリット
HTTPSリダイレクトを実装していない場合、同じ内容のページであっても「http://~」と「https://~」の両方からアクセスすることができます。
この状態だとGoogle検索の評価が分散してしまい、検索上位に上がりにくくなります。
なぜかというと、Googleの検索エンジンはurlが異なるページを別ページと認識するからです。
httpのアクセスをhttpsにリダイレクトすることにより、Google検索の順位に大きく影響されるので、必ず行っておくべき作業となります。
httpからhttpsにリダイレクトする方法
デプロイ済みのDjangoアプリケーションがあり、かつSSL通信の証明書が取得していることが前提となります。
httpからhttpsへのリダイレクト設定には、settings.pyに以下の設定を追加します。
SECURE_SSL_REDIRECT = True
たったこれだけで、HTTPSリダイレクトの設定は完了です。
まとめ
今回のポイントを以下にまとめます。
HTTPSリダイレクトとは、httpのアクセスをhttpsに変更する設定
各ページの評価をまとめるためにもHTTPSリダイレクトは必ず行う
DjangoのHTTPSリダイレクト設定はsettings.pyに一行追加するだけ
Djangoを使っていて、SSL証明書も取得しているということであれば、必ずHTTPSリダイレクト設定は行っておきましょう。
wordpressでは.htaccessファイルに何行か設定を入れる必要がありますが、Djangoではたった一行追加なのでとても簡単でしたね。