オーストラリアのワーホリで到着後にすべき4つの手続き

2020.04.22 /

パスポートと世界地図

ワーキングホリデーでオーストラリアに到着したら、まずは観光!もしくはゆったりする!と考えている人は多いのではないでしょうか。

ですが観光やゆったりする前にすぐにやっておくべき手続きがあります。今回はオーストラリアワーホリ到着後にすべき5つの手続きをご紹介します。

「家探し」や「仕事探し」、観光やのんびりする前にまずは紹介する4つの手続きを行いましょう。

タックスファイルナンバー(TFN)の申請

タックスファイルナンバーの申請

タックスファイルナンバーとは

タックスファイルナンバー(Tax File Number)はご存知でしょうか?ワーホリで働く人は必ず取得する必要がある番号です。

日本語では納税者番号という意味です。日本で働いたら所得税などの税金を支払いますが、オーストラリアでも同様に税金を納める必要があります。

その税金を納めるために必要なのが、このタックスファイルナンバーです。

取得後に住所の変更や、ビザの種類が変わっても再申請する必要はありません。

書類は郵送で届きますが、万が一届かなかった場合は、電話にて番号を確認することができます。

申請について

申請自体は非常に簡単です。インターネットで必要事項を記入するだけです。ですが、重要なポイントとして、納税者番号の記載がある書類は申請してから到着まで2週間ほどかかるということです。

仕事が決まってから、働き始めてから申請では遅いので、タックスファイルナンバーは必ずオーストラリアに到着後すぐに行ってください。

タックスファイルナンバー(Tax File Number)申請ページ

POINT

タックスファイルナンバーは働く場合は必ず必要

インターネットで申請をする

書類が届くまで2週間かかるので余裕をもって申請すること

銀行口座の開設

銀行

なぜすぐに開設するのか

TFN同様に銀行口座も仕事が決まってから開設しようとする方は非常に多いです。ですがそれも間違いです。

仕事が決まった時にその会社もしくはお店側から書類をもらうのですが、そこには銀行口座を記入する欄があります。もちろん銀行に行けばすぐに口座開設は可能です。カードの受け取りには4~5営業日ほどかかります。

しかし、すぐにアルバイトに入らなくてはならず、銀行に行く暇がなくなってしまう可能性もあります。

またオーストラリアに到着してから一定期間後に口座開設をしようとすると、身分を証明する書類が必要になります。

そのため、到着後できるだけ早めに開設するのがお勧めです。

住所が決まっていない場合

口座に登録する住所は定住先が決まってから、インターネットもしくは銀行窓口で新たに登録できるので、一時のホテル住まいでも問題はないです。

ホテル住まいの場合はホテルの住所を書くことになります。

安定した定住先が決まってからでは遅いので、到着後すぐに銀行に行きましょう。

銀行について

オーストラリアの銀行で留学生やワーホリの人達に最も有名なのは、ANZ(オーストラリアニュージーランド銀行)です。都市部であれば日本人または日本語が話せるスタッフがいます。

・ANZ(オーストラリアニュージーランド銀行)

他にCommonwealth Bank、NAB Bank、Westpac Bankがあり、これらにANZを含めた4つの銀行をBIG4と呼ばれています。

ワーホリの方や留学生の多くはANZで口座を開設していますので、迷わずANZで問題ないです。

必要な書類

銀行口座の開設に必要な書類は、パスポート、預ける現金(50ドル程度)、住所(ホテルでも可)の3点です。

すでに携帯電話を購入していれば、携帯電話の番号も記入します。

POINT

住所が決まっていなくても銀行口座開設が可能

銀行口座の開設が遅くなると書類が増える

口座の開設はANZが無難

携帯電話の契約

携帯電話

携帯電話は必要か

現代では生活に欠かすことができなくなった携帯電話。もちろんワーホリでも必要不可欠なものです。

仕事を探すのにも使いますし、家を探すとき、道に迷ったとき、誰かに連絡をしたいとき等、多くの場合で必要になります。

ワーホリを計画している人の中には、パソコンがあれば大丈夫だろうと思っている方もいますが、ほぼ間違いなく現地で携帯電話を買うことになります。

それほど携帯電話もしくはスマートフォン(SIMフリー)はオーストラリアのワーホリでは必要なものです。

契約について

SIMフリーのスマホを持っている人は、現地でSIMカードを買えば大丈夫です。持ってない方は、SIMカード付きの携帯を買う必要があります。

契約はほとんどの場合、プリペイド式の人が多いです。プリペイド式とは、事前に料理金を支払い、それに応じたサービス(例えば無料通話100ドル、2GBのデータ量付き)が付いてきます。

大手の通信会社は、テルストラ(Telstra)、オプタス(Optus)、ボーダフォン(Vodafone)です。日本で言うドコモ、au、ソフトバンクですね。

POINT

ワーホリで携帯電話は必須

SIMフリーのスマフォがあれば持っていく

契約はプリペイド式

在留届提出

在留届とは

留学やワーキングホリデーで3か月以上オーストラリアに滞在する場合は、必ず提出しなければならない書類です。

法律によって提出は義務付けられています。

申請することにより、災害や事件、事故が発生した際に、日本国大使館による安否確認等が行われます。

申請方法

現地の日本大使館または総領事館にて申請するか、今はインターネットからでも申請することができます。

・外務省(MINISTRY OF FOREIGN AFFAIRS)

注意事項としては、日本にいる間に申請はできないです。必ずオーストラリアについてから申請するようお願いします。

在留届を提出していない留学生、ワーホリの人も多いのですが、万が一のためにも提出することをお勧めします。

POINT

万が一のために在留届は申請する

申請方法は大使館などの窓口またはインターネット

まとめ

今回の『オーストラリアのワーホリで到着後にすべき4つの手続き』はいかがでしたか?

ワーキングホリデーは失敗する人が非常に多いです。そうならないように日本にいるうちからしっかりと準備をしていきましょう。