元留学カウンセラーの本音:アメリカ留学について

2020.04.21 /

留学・ワーホリ 留学ここだけの話

英語を学ぶためにアメリカに留学に行きたいと思う日本人は非常に多いです。きっと留学といったらまずアメリカが出てくる人は多いのではないでしょうか。現にアメリカに留学に行く人数は多いのですが、その中でアメリカに行くべきでなかった人は非常に多いと思います。アメリカ留学が悪いというわけではないです。ただアメリカ留学に合う人、会わない人がいるということです。

アメリカでの留学経験と、アメリカで働いた経験、留学カウンセラーとしての経験を踏まえて、アメリカの留学について説明していきます。

アメリカ留学は英語中級~上級者向け

アメリカにいた頃たくさんの日本人留学生と会う機会がありました。そこで多くの人が言っていたのが、「現地の人達と話す機会がない」、「話しかけても話が続かない、無視をされてしまう」、「結局いつも一緒にいるのは日本人か韓国人」といった話でした。こういった愚痴を言っているのはほとんどが英語初級レベルの人達です。

想像してみてほしいのですが、日本語があまりしゃべれない中国人に話しかけられて、仲良くなったりすることはできますか?もし街を歩いているときに意思疎通ができない外国人に話しかけられて、長話することができますか?きっとNOと答える人が大半だと思います。

それにアメリカのような先進国の人達は私たち日本人と同じように忙しいんです。そんな人たちが英語を喋れない日本人を相手してくれるほどやさしくはないですよ。

ここまででもうみなさんわかったかと思いますが、英語があまり喋れない人が高いお金を払ってアメリカなどの先進国に行くのは非常にもったいないです!!アメリカが留学先として悪いわけではないです。逆に非常に良い場所です。ただ英語があまり喋れない人にとっては非常にハードルが高い国ということなんです!!

POINT

アメリカ留学には、日常会話が軽く話せる人でないと意味がない

英語が話せない人に優しい国というわけではない

アメリカは人種のるつぼ

アメリカ留学の留学生たち

みなさんご存知のようにアメリカには多種多様な人たちが住んでいます。街を歩けば英語だけでなく、スペイン語、中国語、韓国語、ドイツ語などなど様々な言語が飛び交っています。そのため英語だけでなく、ほかの言語も勉強したいという方には非常に良い環境ではあります。

ちなみに私がニューヨークを旅行していた時は、ほとんど英語をしゃべらずに、スペイン語で店員さん達とコミュニケーションをとっていました。レストランの店員やパフォーマーがほとんどスペイン語圏の人達だったのであえてスペイン語で旅行しておりました。

ご存知の方も多いと思いますが、アメリカ大陸でアメリカ合衆国より下の国はほとんどスペイン語が公用語の国です。メキシコや中米、南米から出稼ぎできている人が多いので、ニューヨーク等の観光地はスペイン語圏の人が多いんです。

POINT

人種のるつぼと言われるくらい、多くの国の人達がアメリカには住んでいる

英語だけでなく、ほかの言語の勉強もすることができる

日本人比率に騙されないで!!

アメリカ留学の海辺でジャンプする留学生たち

いろいろな留学会社のパンフレットをみると、語学学校の日本人比率を謳い文句にしている学校があります。留学のカウンセリングをしていても、語学学校の日本人比率を気にされる方は非常に多いです。

結論から言いますと、日本人比率は気にしないでください。日本人が多くても、少なくても英語ができるようになるか、ならないかはその人次第です。

でもせっかく行くなら日本人が少ない学校がいいという気持ちもわかります。もしあなたが日本人が少ない環境で勉強をしたいなら、英語をある程度できるようになってから留学に行ってください。

なぜか?それは日本人比率が少ない学校に行っても、結局クラスに日本人が多いからです。留学に行くたいていの日本人は、他国の留学生と比べて喋る力が非常に低いです。そのためほとんどの日本人はレベルの低いクラスに集まります。

そもそも日本人留学生と他国の留学生の留学に対する意識が全く違います。日本人はとりあえず留学に行って、そこで勉強して少しずつ喋れるようになればいいと考える人たちが大半ですが、他国の留学生は留学を実践の場として行きます。自分の国でできる単語、文法、会話の勉強は自国で終わらせて、ネイティブと話す実践の場として留学を使います。そのためスタートから日本人と他国の留学生の間には大きな英語力の差があるんです。

ここまで言えばもうわかったかと思いますが、日本人比率が低い学校でも、その学校のほとんどの日本人がレベルの低いクラスに集まるので、日本人比率の低い学校に行っても、英語のレベルが低ければ意味がないのです。

だからこそ、英語がある程度喋れるようになってから、アメリカ留学に行くのは非常に理にかなっているのです。

POINT

日本人比率が少ない学校でも、英語力がなければ結局は日本人が多いクラスになってしまう

他国の留学生は留学を実践の場として使っている

高いお金を払ってアメリカ留学に行くなら、ある程度英語が話せるようになってから

アメリカの語学学校:Language Studies International Berkeley

アメリカ語学学校:Language Studies International

私が約3カ月間ほど通ったことがある語学学校です。ここは教師の質も高く、フレンドリーでとても良い学校でした。私のお勧めの語学学校の一つです。

クラスは5つのレベルに分かれており、学校自体は小さめです。ヨーロッパの人や、サウスアラビア人、ロシア人、韓国人、中国人など多くの国の人達が在籍しています。

放課後のアクティビティにも力を入れており、そこで他クラスの人達と仲良くなることができます。

サンフランシスコのバークレー校はすぐ近くにサンフランシスコ大学があり、よく放課後に行ってました。カフェやレストランなども多数学校周りにあるので、楽しい留学生活を送れると思います。

アメリカで留学を考えているのであれば、この学校も候補の一つに挙げていただければと思います。ホームページはこちら⇒Language Studies International Berkeley

まとめ

アメリカ留学についてでしたが、いかがでしたでしょうか?これから留学を考えている方はぜひ参考にしていただければと思います。

留学先はアメリカだけでなく、今ではたくさんの国から選ぶことができます。留学先の決め方は下記の記事を参考にしてください。

その他にも、留学についての記事が多数ありますので、後悔のない留学にするためにも参考にしてみてください。