ここが変だよ日本人!!:『sorry』を連発する
2020.04.18 /

混んでいるバスや電車を降りるときや人の前を通るとき・道を尋ねるとき、日本語では『すみません』といいますよね。この『すみません』と同じようにsorryを海外で使う日本人が多いです。
ですが、こういった場面でsorryを使うのは間違っています。電車やバスで人ごみをかき分けるとき、人の前を通る時などではexcuse meを使います。
多くの日本人がexcuse meとsorryの用法を間違えています。間違えて使ってしまうと、思わぬトラブルになる可能性もありますので、しっかりここでその違いを確認していきましょう。
【sorry】と【excuse me】の違い
I’m sorry.とexcuse meは日本語では『すみません』と同じに訳されます。そのため同じ意味合いであると勘違いする方が多いです。
まずsorryについてですが、自分に非があることを認めている、自分が謝ったことをしている意味合いが含まれています。
バスを降りる場面で、I’m sorry.なんて言ってしまうと相手は、『謝るほど悪いことを何かしたのか!?』と思われてしまいます。
次にexcuse meについてですが、こちらは『(自分に非はないけど)すいません』といったニュアンスです。
なので電車・バスで人ごみをかき分けるときはExcuse meですし、相手の言ったことが聞こえなくて、聞き直す時にもExcuse meを使用します。
その他相手の注意を引くときにも、Excuse meを使用します。
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Excuse me, I’m having trouble hearing you.
(すみません、聞こえないんですけど)
Excuse me. Do you know when the bus is arriving?
(すみません、いつバスが到着するか知ってますか?)
Excuse me, you forgot something.
(すみません、忘れものですよ)
Excuse me, can I get through here ?
(すいません、ここ通してもらっていいですか?)
まとめ
今回の記事はいかがでしたでしょうか?
sorryとexcuse meそれぞれの使い方をきっちり覚えて日常会話で使えるようにしましょう。